Sunより「xVM VirtualBox 1.6」がリリース、Mac OS X版が正式版に

Sun Microsystemsより米国時間2日、同社によるマルチプラットフォームデスクトップ仮想化ソフトウェア「Sun xVM VirtualBox」のアップデートリリースに相当する「Sun xVM VirtualBox 1.6」がリリースされ、同バージョンよりMac OS X版、及びOpenSolaris版がGA版としてリリースされています。

Sun Microsystemsによる独InnoTek GmbHの買収に伴い、装いも新たにリブランドされたマルチプラットフォームデスクトップ仮想化ソフトウェア「Sun xVM VirtualBox」に、米国時間2日付にてアップデートリリースに相当する「Sun xVM VirtualBox 1.6」がリリース。現在VirtualBoxによる公式ダウンロードページを通じてMac OS X、Windows、Linux、Solaris(OpenSolaris)を対象としたバイナリパッケージ、及びGPL 2(GNU General Public License Version 2)に準拠したソースコード(VirtualBox Open Source Edition)が入手可能となっています(Mac OS X版:約26.3MB。個人利用、評価目的に限り無償にて利用可能)。

この度リリースされた「Sun xVM VirtualBox 1.6」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
  • Mac OS X版、及びOpenSolaris版がGA版としてリリース
  • Linux、OpenSolaris(何れもゲストOS)において「Seamless(シームレス)」モードが利用可能に
  • Solaris(ゲストOS)を対象とした「Guest Additions」を追加
  • リモートマネジメントを対象としたWebサービスAPIを追加
  • 新たにSerial ATAハードディスクコントローラ(AHCI(Advanced Host Controller Interface))に対するサポートを追加(仮想マシン毎に最大32台の仮想ディスクドライブを利用可能とするためのSATAサポートを追加)
  • ゲストOSに向けた「PAE(Physical Address Extension)」モードの試験的サポートを追加
  • GUIにおいてアクセシビリティサポートを追加
  • 仮想マシンセッションを通知すべくしたインフォメーションダイアログを追加(「Machine(仮想マシン)」>「Session Information Dialog(セッション情報ダイアログ)」)
  • ゲストOSアイドル時におけるCPU使用率の低減
  • 「Intel VT-x(Intel Virtualization Technology for IA-32 Processors)」「SVM(Secure Virtual Machine)」を対象とした多数の修正等を包含
  • VMware仮想ディスク(.vmdk)に対するディスクジオメトリの互換性を改善
  • 「SoundBlaster 16」エミュレーションを追加
  • USB 2.0デバイス利用時に確認されていた幾つかの問題を修正
  • 「Seamless」モード利用時に確認されていた幾つかの問題を修正(Mac OS X版)
  • デスクトップとの更なる統合を実現すべくしたルックアンドフィールに関する改善(Mac OS X版)
  • 共有フォルダ、クリップボード共有に関連した種々の改善(Mac OS X版)
  • 「Linux Kernel 2.6.25(ホストOS、ゲストOS)」に対する互換性改善
  • And many others...
「VirtualBox Open Source Edition」にはバイナリパッケージが提供されていないため、開発環境一式、及び依存する外部ライブラリ等を用いる事によるセルフコンパイルが必要となり、公式サイトには各プラットフォーム毎に纏められたビルドインストラクションも公開されています。

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