Parallelsより「Parallels Server 3.0 Beta 4 Build 1990.52537」がリリース、「Mac OS X Server 10.5 Leopard」をゲストOSとして利用可能に

Parallels(旧SWsoft)より米国時間4月30日、開発過程にある同社によるサーバ仮想化ソフトウェア「Parallels Server」の最新Beta版に相当する「Parallels Server 3.0 Beta 4 Build 1990.52537」がリリースされ、予てから期待されていた「Mac OS X Server 10.5 Leopard」のゲストOSとしての利用が可能となっています。 OS仮想化を実現するエンタープライズサーバ仮想化ソフトウェア「Parallels Virtuozzo Containers(旧称「Virtuozzo」)」共々、リブランドされたParallelsによるサーバ仮想化ソリューションの中核を担うべき存在として1月上旬よりテストリリースが開始されている「Parallels Server」に、米国時間4月30日付にて最新Beta版に相当する「Parallels Server 3.0 Beta 4 Build 1990.52537」がリリース。現在Parallelsによる公式ダウンロードページを通じてMac OS X、Windows、Linuxを対象としたバイナリパッケージ、及びヘッドレスモードにて利用可能な「Bare Metal」インストレーション(Bare Metal Hypervisor)が各々入手可能となっています(Mac OS X版「Parallels Server for Mac」:約153MB。インストール後は要再起動)。

この度リリースされた「Parallels Server 3.0 Beta 4 Build 1990.52537」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
  • 「Mac OS X Server 10.5 Leopard」をゲストOSとして利用可能に(ホストOSにも「Mac OS X Server 10.5 Leopard」が必要)
  • パフォーマンスに関する全般的な改善
  • 仮想マシンに対する種々の改善等を包含
  • ネットワークパフォーマンスに関する種々の改善
  • 「Parallels Management Console for Linux」の単体インストーラを提供(従来通り「Parallels Server」のインストーラにも同梱)
  • 「Parallels SDK(Parallels Software Development Kit)」のインストーラを別バイナリにて提供
「Parallels Server for Mac」における主なシステム要件として以下の項目等が示されています(オペレーティングシステムは何れもホストOSとしてのシステム要件となります)。

Parallels Server(ホスト)

  • 各種IntelベースMacintosh(Intelベース「Xserve」「MacPro」を推奨。64bit OS(x64)利用時には「Intel Xeon」「Intel Core 2 Duo」プロセッサを搭載した機種が必要)
  • 2GB以上のRAM容量(4GB以上を推奨)
  • 「Parallels Server for Mac」のインストールに必要な300MB以上のHDD空き容量
  • オプティカルドライブ
  • Ethernetネットワークアダプタ
  • Mac OS X Server 10.5.2 or later
  • Mac OS X 10.5.2 or later
  • Mac OS X Server 10.4.8 or later
  • Mac OS X 10.4.8 or later

Parallels Management Console(クライアント)

  • 「Xserve」、或いは各種IntelベースMacintosh(「Mac Pro」「iMac」「Mac Mini」「MacBook Pro」「MacBook」「MacBook Air」)。「Intel Core Solo」プロセッサ搭載機種も利用可能
  • 1GB以上のRAM容量を推奨
  • 「Parallels Management Console」のインストールに必要な100MB以上のHDD空き容量
  • オプティカルドライブ
  • Ethernet、或いはWi-Fiネットワークアダプタ
  • Mac OS X 10.5.2 or later
  • Mac OS X 10.4.8 or later
※「Beta 3 Build 1873.50919」以降、システム要件の一部に変更が見られるようですので、試用される際には御注意下さい。また、「Parallels Server for Mac」「Parallels Management Console for Mac」共に、アイコンが「Mac Pro」をモチーフとしたデザインに変更されています。
「Parallels Management Console for Mac」における新しいアイコン
↑「Parallels Management Console for Mac」における新しいアイコン(クリックで拡大します)

リリースノートやParallels Support Forum等にも示されていますが、EULA(End User License Agreement、使用許諾契約書)との関連上、「Mac OS X Server 10.5 Leopard」のゲストOSとしての利用が許可されるのは、ホストOSにも「Mac OS X Server 10.5 Leopard」を利用しているケースに限られるようです(ライセンスはホストOS、ゲストOS各々にて個別に必要)。また、デスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」がインストールされた環境に「Parallels Server for Mac」をインストールする際には、事前に「Parallels Desktop for Mac」のアンインストールが必要となります(同一のホストOS上にて「Parallels Server for Mac」と「Parallels Desktop for Mac」は共存不可となっています)。


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