先月に引続き、Apple Store Ginzaにおいて、マンスリーイベント「CSS Nite」が開催されました。
今回は「Movable Typeのリデザイン」というテーマで株式会社スイッチの鷹野雅弘氏が約1時間、「Dreamweaver 8で印刷用スタイルシートを作ろう」というテーマでT-STUDIOの神森勉氏が約30分という構成で、前回と同様に立見が出る程の大盛況となっていました(CSS Nite: Vol.2終了、コラム・雑感 CSS NITE Vol.2 配付資料)。
前半は、鷹野雅弘氏による「Movable Typeのリデザイン」
近年では、ギークでコアなユーザーが個人でWebサーバーを起動して、「Movable Type」を試験的にインストールして運用する、といった事例も増えてきているようですが、ロリポップ等の安定したレンタルサーバーを用意すれば、本番環境としての公開に至るまでの敷居も低くなってくるでしょう(ロリポップのWebサイトでは、「Movable Type」の設置方法等も順を追って詳細に解説されています)。
今回の「CSS Nite」は、前記の「Movable Type」や、新版が発表されて間もない「Macromedia Dreamweaverr」がテーマという事もあって、前回に引き続き非常に濃密な内容となっていました。
恐らく、現地に集まった人の多くが 企業か個人レベルのデザイナーの方達だと思われますが、個々にメモ等を取りながら真剣な面持ちでした。「Movable Type」のインストール、初期設定から始まって、運用のデモンストレーションや有意なTipsまで、限られた時間の中での無料のセミナーとは思えないくらいに充実した内容でした。
後半は、神森勉氏による「Dreamweaver 8における印刷用スタイルシート」
後半を務めたゲストスピーカーの神森勉氏は、「Dreamweaver 8における印刷用スタイルシート」と題したプレゼンテーションを行なっていました。メディアクエリー(@media print)を指定する方法や、別途に「print.css」を用意する方法等をデモンストレーションを交えながら解説されていて、企業等をクライアントにしているデザイナーの方にとっては非常に有益な内容だったのではないでしょうか。業界の動向等に常にアンテナを張っておく意味でも、こういったイベントは非常に重要で興味深いですね。
「CSS Nite」は、2006年も継続して開催予定
イベント中に主催者の鷹野雅弘氏が話していましたが、当初はマンスリーにて年内の開催予定とされていた「CSS Nite」は、2006年も継続して開催されるとの事です。私も、都合がつく限り参加し続けたいと思っております。
※有意義なイベントを無料で開催して下さっている関係者の方々に感謝の意を表します。
この記事へのコメント
鷹野雅弘
次回も濃いものになるように力を尽くします。
Flipper
「CSS Nite」を始めとする鷹野様の様々な御活動は、大変有意義なものが多いので、いつも楽しみにしております。
本日も観に行く予定ですので、宜しくお願い致します。
ymdxaaa
来月のCSS Niteも楽しみです。
Flipper
アップルストアのセミナーやイベントは、エンドユーザというか、一般ピープルでも気軽に観にいけるところが良いですね。
中でも、鷹野さんのセミナーは特に秀逸だと思います。内容の濃さは勿論の事、話が上手くて盛り上げ上手なので、いつも時間が経つのが早く感じています。
「CSS Nite」はそのうちシアターには入りきらない程、人が集まるかもしれませんね。できれば早めに行きたいと思ってます。