トリニティワークスより16日、「Boot Camp」支援によってインストールされた「Windows Vista」にてMac OS Xライクなキーボード入力環境を実現するためのキーボードドライバ「AppleK BC for Vista」(「Boot Camp」環境専用版)の最新版に相当する「AppleK BC for Vista v1.4.5」がリリースされ、インストーラに対する配列修正プログラムの追加等が行われています。
トリニティワークスによる「AppleK Pro for Vista 32bit(64bit)」(Macintosh用キーボードを「Windows Vista」にて利用可能とするためのキーボードドライバ)の「Boot Camp」環境専用版として昨年8月下旬に正式リリースを迎えた「AppleK BC for Vista」に、16日付にて最新版に相当する「AppleK BC for Vista v1.4.5」がリリース。現在トリニティワークスによる公式ダウンロードページを通じてバイナリパッケージが入手可能となっています。
この度リリースされた「AppleK BC for Vista v1.4.5」では、新たにインストーラに対する配列修正プログラムの追加等が行われており、その他の主な特徴等が以下の通りに示されています。
- 「Boot Camp」支援によってインストールされた「Windows Vista」にて、Mac OS X同様のキーボードショートカット、及び「英数」「かな」キーを用いた入力スクリプト切り替え等を実現(「英数」「かな」及び「command」+「space」キーコンビネーションは管理者権限を有するユーザでのみ利用可能)
- 「MacBook」ラインにおける輝度、キーボードバックライト、ボリューム、イジェクト等の諸操作は「Boot Camp」におけるキーボードドライバをそのまま利用可能
- 新旧「Apple Wireless Keyboard」(アルミニウム/非アルミニウム)に対応(「Mac OS X 10.5 Leoperd」にバンドルされる「Boot Camp 2.0」キーボードドライバとの組み合わせが必要)
- 「Boot Camp」キーボードドライバとの衝突を回避すべくした設計により、「Boot Camp」「AppleK BC for Vista」両キーボードドライバを個別更新可能
「AppleK BC for Vista v1.4.5」における主なシステム要件として「Boot Camp 1.4 Beta」以降を用いてインストールされた「Windows Vista(32bit 日本語版)」が示されており(「Mac OS X 10.5 Leoperd」にバンドルされる「Boot Camp 2.0」を推奨)、「Windows Vista 64bit」「Windows XP」「Windows 2000」及び「Parallels Desktop for Mac」「VMware Fusion」「VirtualBox for OS X」等の仮想マシン環境へのインストールには非対応(Windows XPは「AppleK BC for XP」、Parallels Desktop for Macは「AppleK for Parallels」、VMware Fusionは「AppleK for VMWare」にて各々対応)。また、動作環境、注意事項、対応デバイス(アルミニウム製「Apple Keyboard(2007)」「Apple Wireless Keyboard(2007)」「MacBook Air」含む)、機能詳細、及びFAQ集等が公式サイトを通じて確認可能となっています。
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