この度リリースされた「Security Update 2008-002 v1.0」ではCVE(Common Vulnerabilities and Exposures)による分類にて87件の修正項目が挙げられおり、主な修正項目として以下のアプリケーション、及びシステムコンポーネント等が示されています。
- 悪質なafpプロトコルにアクセスした際に、アプリケーションの終了、或いは任意のコードの実行等が引き起こされ得た「AFP Client(CVE-2008-0044)」
- 「Apache 1.3.39」及び「Apache 1.3.33」において複数の脆弱性が確認されていた「Apache(CVE-2005-3352 etc...)」
- 「Apache 2.2.6」において複数の脆弱性が確認されていた「Apache(2007-5000 etc...)」
- 「NSDocument API」の使用時に任意のコードの実行等が引き起こされ得た「AppKit(CVE-2008-0048)」
- ローカルユーザがシステム特権を用いて任意のコードを実行可能となっていた「AppKit(CVE-2008-0049)」
- 悪質なWebサイトを訪問した際に、任意のコードの実行等が引き起こされ得た「AppKit(CVE-2008-0057)」
- ネットワークプリンタによるクエリによって不慮のアプリケーションの終了、或いは任意のコードの実行等が引き起こされ得た「AppKit(CVE-2008-0997)」
- 「ClamAV 0.90.3」において複数の脆弱性が確認されていた「ClamAV(CVE-2007-3725 etc...)」
- 「ClamAV 0.88.5」において複数の脆弱性が確認されていた「ClamAV(CVE-2006-6481 etc...)」
- ローカルユーザがシステム特権を用いて任意のコードを実行可能となっていた「CoreFoundation(CVE-2008-0051)」
- And many others...
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