Parallels(旧SWsoft)より米国時間17日、サポートフォーラムを通じて同社によるMac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」のメンテナンスアップデートに相当する「Parallels Desktop 3.0 for Mac Build 5592」がリリースされ、予てから指摘されていた「MacBook Air」との互換性問題の修正等が行われています。
1月中旬に「Mac OS X 10.4.11(ホストOS)」利用時における「Security Update 2007-009 v1.1(10.4.11 Universal)」との互換性問題の修正等を主目的とした「Build 5584」がリリースされているMac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」。今後は「Virtual SMP(Virtual Symmetric Multiprocessor、対称型マルチプロセッサ)」や64bitゲストOSのサポート等、「Parallels Server」にて実装予定とされる諸機能の還元等にも期待が寄せられるところではないかと思われますが、この度米国時間17日付にて同仮想化ソフトウェアのメンテナンスアップデートに相当する「Parallels Desktop 3.0 for Mac Build 5592」がリリースされ、現在Parallels Support Forumを通じて英語版のバイナリパッケージが入手可能となっています(dmg:約88.4MB。「Parallels Desktop 3.0 for Mac(英語版)」正規ユーザは無償にて継続利用可能となっています)。
この度リリースされた「Parallels Desktop 3.0 for Mac Build 5592」は、先月中旬よりParallels Support ForumやApple Discussions等において採り上げられていた「Parallels Desktop 3.0 for Mac」と「MacBook Air」間における互換性問題(一部特定環境下にてカーネルパニックが発生するケースが確認されていた問題。Parallelsサイドからは、ParallelsによるハイパーバイザとAppleによるパワーマネジメントドライバ間における互換性問題との見解が示されています)の修正等を主目的としたメンテナンスアップデートとして位置付けられています。
尚、「Build 5592」は現時点では公式ダウンロードページや「Automatic Updates」では公開されておらず、冒頭LinkのParallels Support Forumにバイナリパッケージに対する直接Linkが示されています。また、Parallelsサイドからは「MacBook Air」のみでの利用が推奨されています。
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