Canonical支援のUbuntu Foundationより英国時間11日、開発過程にある同団体による次世代Linuxディストリビューション「Ubuntu 8.04(コードネーム:Hardy Heron)」の最新Alpha版に相当する「Ubuntu 8.04 Alpha 3」がリリースされています。
「Debian(Debian GNU/Linux)」ベースのLinuxディストリビューションとしてユーザビリティ等が高い支持を集める「Ubuntu」。昨年11月下旬より開発過程にある次世代版「Ubuntu 8.04(コードネーム:Hardy Heron)」のテストリリースが開始され、先月下旬にはユーザビリティの改善、及び種々のバグフィックス等を包含する「Alpha 2」のリリースも行われていますが、この度英国時間11日付にて同Linuxディストリビューションの最新Alpha版に相当する「Ubuntu 8.04 Alpha 3」がリリースされ、現在Ubuntu Foundationによる公式ダウンロードページ等を通じてIntel x86(i386)、AMD64/EM64T、SPARC(「Server install CD」のみ)に対応した「Desktop CD」「Server install CD」「Alternate install CD」、及びソースコード等が各々入手可能となっています(Intel x86(i386) Desktop CD:約678.4MB。インストールCDがそのままLive CDとして利用可能となっています)。
この度リリースされた「Ubuntu 8.04 Alpha 3」では、Linuxカーネルに「Linux Kernel 2.6.24-rc6」をベースとした「Linux Kernel 2.6.24-3.5」が実装されている他(「Linux Kernel 2.6.24-3.5」には、メインラインカーネルに対して最近数ヶ月間においてマージされた重要な機能強化、及び修正等が含まれていると伝えられています)、種々のバグフィックス等が行われており、デスクトップ環境、パッケージ構成等の異なるUbuntu派生として以下の各ディストリビューションの Alpha 3も公開されています。
- KDEベースの「Kubuntu(Kubuntu 8.04 Alpha 3)」
- Xfceベースの「Xubuntu(Xubuntu 8.04 Alpha 3)」
- 教育、学術機関向けにパッケージングされた「Edubuntu(Edubuntu 8.04 Alpha 3)」
- 「Ubuntu Linux」からプロプライエタリなソフトウェアを除外したフリーソフトウェアオンリーの「Gobuntu(Gobuntu 8.04 Alpha 3)」
- 米VMware等が展開する仮想アプライアンス戦略の一環として提供され、各アプリケーションベンダが各々のアプリケーション等をインストールして提供するためのベースとなる「Ubuntu JeOS(Ubuntu JeOS 8.04 Alpha 3)」
尚、「Ubuntu 8.04」のコードネームに使用されている「Hardy Heron」は「強健(丈夫)な鷺」に由来しており、正式リリースは2008年4月が予定されています(6ヶ月サイクルでアップデートが行われる「Ubuntu」のバージョンナンバには、リリース時の年、月が付与される形式となっており、「Hardy Heron」は2008年4月に正式リリースが予定されているため「Ver.8.04」となります)。また、X Window Systemには昨年9月上旬にリリースされた「X.Org 7.3(X.org X Window System Release 7.3(X11R7.3))」が実装されています。
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