Parallels、「Parallels Server Beta」の機能概要等を発表、「Mac OS X Server 10.5 Leopard」をゲストOSとして利用可能に etc...

SWsoft傘下のParallels Software Internationalより米国時間9日、プレスリリースを通じて開発過程にある同社によるサーバ仮想化ソフトウェア「Parallels Server Beta」の機能概要等の発表が行われています。 2008年早期に予定されているSWsoftとの合流後は「Virtuozzo(「Parallels Virtuozzo Containers」にリブランド予定)」共々、Parallelsによるサーバ仮想化ソリューションの中核を担うべき存在としても期待が高まる「Parallels Server」。昨年末にはThe Official Parallels Virtualization Blogを通じてPrivate Betaの開始等も告知されていましたが、この度米国時間9日付のプレスリリースを通じて、開発過程にある同サーバ仮想化ソフトウェア(Beta版)の機能概要等の発表が行われています。

この度アナウンスされた「Parallels Server Beta」の主な特徴(主要機能の一部)等が以下の通りに示されています。
  • セキュアでハイパフォーマンスな仮想マシンにおいて、50種以上のx64、x86ベースのゲストOSを多様な組み合わせにて利用可能
  • 各種仮想マシンを「Bare Metal」アーキテクチャ(ハイパーバイザによるサーバ仮想化を実現するためのコンポーネントの一つ)を通じたヘッドレスモードにおいて動作可能とするためのオプションを追加
  • 単一の「Xserve」におけるゲストOSとして「Mac OS X Server」「Windows Server」「Linux Server」の複数コピーを同時に動作可能
  • Apple製ハードウェア(Apple商標が付されたコンピュータ)上にて「Mac OS X Server 10.5 Leopard」をゲストOSとして利用可能(「Mac OS X Server」をゲストOSとして利用可能な最初のソリューションに)
  • 「Parallels Management Console」を通じて各種仮想マシンのリモートコントロールが可能
  • ホストコンピュータにおいて最大64GBのRAMをサポート
  • ホストOS、ゲストOSの何れに対しても64bit OS(x64)をフルサポート
  • 仮想マシンにおいて2wayの「Virtual SMP(Virtual Symmetric Multiprocessor、対称型マルチプロセッサ)」をサポート。ファイナルリリースにおいては最大4wayの「Virtual SMP」をサポート予定
  • 単一の仮想マシンに対するマルチユーザアクセスをサポート
  • 仮想マシンにおいて「ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)」をサポート
  • サードパーティベンダに対してカスタマイズマネジメントを提供すべくした、スクリプト可能なOpen APIを提供
  • 「Intel VT-x(Intel Virtualization Technology for IA-32 Processors)」のフルサポート、及び「Intel VT-d(Intel Virtualization Technology for Directed I/O)」に対する試験的な対応
「Mac OS X Server」のゲストOSとしてのサポートや「Intel VT-d」に対する試験的な対応等、Parallelsらしいアグレッシブな試みが興味深く感じると同時に、デスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」に対する64bitゲストOS、或いは「Virtual SMP」サポートの還元等にも期待したいところです。

追記(1/10)

The Official Parallels Virtualization Blogを通じて更なる詳細、及びOpen Beta開始の告知等が掲載されています(試用に際してはテスタとしてのユーザ登録が必要となります)。また、ゲストOSとしての「Mac OS X Server 10.5 Leopard」、「Virtual SMP」、及び64bitゲストOSの動作等、幾つかのスクリーンショットも掲載されていますので興味のある方は参照されてみては如何でしょうか。

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