ネットジャパンより「CrossOver Mac 6.2.1」がリリース、「Mac OS X 10.5 Leopard」利用時における日本語入力関連の不具合修正等を包含

ネットジャパンより12日、米CodeWeaversによるMac OS XベースのWindows互換レイヤ「CrossOver Mac」の最新版に相当する「CrossOver Mac 6.2.1」がリリースされ、Appleによる現行オペレーティングシステム「Mac OS X 10.5 Leopard」利用時に確認されていた日本語入力関連の不具合修正等が行われています。 デュアルブート、仮想化技術に続く、MacintoshにてWindowsアプリケーションを動作可能とする第3の選択肢として注目を集めているWindows互換レイヤ「CrossOver Mac」。10月中旬にリリースされたVer.6.2においては「Mac OS X 10.5 Leopard」に対する最適化等が行われていましたが、この度12日付にてネットジャパンより、同アプリケーションの最新版に相当する「CrossOver Mac 6.2.1」がリリースされ、現在同社Webサイトを通じて登録ユーザを対象としたアップデータが入手可能となっています。

この度リリースされた「CrossOver Mac 6.2.1」では、「Mac OS X 10.5 Leopard」利用時に「CrossOver Mac」上にて動作するWindowsアプリケーションにおいて日本語入力が適切に行えないケースが確認されていた不具合の修正等が行われており、当該問題の修正により、Mac OS X環境において各種IME(「ことえり」「ATOK」「egbridge Universal」等)を用いた日本語入力が可能になると伝えられています(上記日本語入力関連の問題は、CodeWeaversが検証を行ったとされる「Mac OS X 10.5 Leopard Build 9A377a(プレリリースビルド)」等と製品版(「Mac OS X 10.5 Leopard Build 9A581」以降)との間で日本語入力の仕様に変更が行われた事等に起因していると伝えられています)

尚、コードベースにはVer.6.2同様「Wine 0.9.34」が採用されています。また、対象機種はIntelベースMacintoshに限定されており、CPUエミュレータとしての機能を備えていないため、PowerPCベースMacintoshは未サポートとなっています。

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