The CentOS Projectより「CentOS 5.1」がリリース、「IA64」「AMD-V」のサポート等による仮想化機能の強化 etc...

The CentOS Projectより米国時間2日、同プロジェクトによる「RHEL(Red Hat Enterprise Linux)」ベースのLinuxディストリビューション「CentOS 5」ブランチの最新版に相当する「CentOS 5.1」がリリースされ、「IA64」「AMD-V」のサポート等による仮想化機能の強化等が行われています。 「RHEL(Red Hat Enterprise Linux)」をコードベースとしてリビルドされた、RHELクローン(バイナリ互換)に相当するフリーLinuxディストリビューション「CentOS」。4月中旬にリリースされた「CentOS 5」においてはオープンソース仮想マシンモニタ「Xen 3.0.3」の収録による「Para Virtualization(パラバーチャライゼーション、準仮想化)」や、3Dデスクトップ環境を実現する「Compiz」「AIGLX」、或いはNFS (Network Filesystem)上における各種データをローカルにキャッシング可能とする「FS-Cache」のサポート等が行われていましたが、この度米国時間2日付にて「CentOS 5」ブランチの最新版にして「RHEL 5.1」のクローンに相当する「CentOS 5.1」がリリースされ、現在各地ミラーサイト、BitTorrent等を通じて「Intel x86(i386)」「AMD64(x86-64)」に対応したISOインストールイメージが入手可能となっています(Intel x86:CD*6/DVD*1、AMD64:CD*7/DVD*1)。

この度リリースされた「CentOS 5.1」は、米国時間11月7日付にてリリースされた「RHEL 5.1(Red Hat Enterprise Linux 5.1)」をリビルドする形にて公開されており、「RHEL 5.1」に準じた「CentOS 5」(RHEL 5)からの主な変更点等として以下の項目等が示されています。
  • 新たにIA64アーキテクチャ上における「Xen」による仮想化をサポート。ミッションクリティカルなシステムへの対応等を実現
  • Intel、及びAMDによる64bitプラットフォームにおいて32bitの「Para Virtualization(パラバーチャライゼーション、準仮想化)」ゲストOSをサポート
  • AMDによるCPU仮想化支援「AMD-V(AMD Virtualization)」を用いた「Xen」による完全仮想化をサポート
  • 仮想化環境における管理全般等を容易に行うべくしたGUIによるマネジメント環境を実装(GUIを通じた各種仮想化構成管理等を実現)
  • 各種サービスを稼働させたままの状態にて仮想マシン(仮想サーバ)を物理的に移動可能とする「Live Migration(ライブマイグレーション)」をサポート。システムの保守性、及び可用性向上等を実現
  • 抽象化ライブラリ「libvirt」を用いた仮想マシン起動のサポート
  • オペレーティングシステムレベルにてハンドリング可能なファイルシステムサイズの上限を従来の8TBから16TBに拡張
尚、「Live Migration」は「VMware ESX Server」における「VMotion」等を通じて具現化されており、「Hot Migration(ホットマイグレーション)」等とも称されています。

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