Mozillaより「Firefox 2.0.0.11」がリリース、「Firefox 2.0.0.10」における互換性問題等を修正

Mozilla Foundationより米国時間11月30日、同団体によるオープンソースWebブラウザ「Firefox」の最新版に相当する「Firefox 2.0.0.11」がリリースされ、「Firefox 2.0.0.10」利用時に確認されていた一部のWebサイト、及びエクステンション(Add-On)に関する互換性問題の修正等が行われています。 米国時間11月19日よりコードネーム「Gran Paradiso」として開発が進められていた次世代版「Firefox 3」のPublic Beta(Firefox 3 Beta 1)の公開が開始されているオープンソースWebブラウザ「Firefox」。現行「Firefox 2.0」ブランチにおいては、米国時間11月26日付にてリリースされた「Firefox 2.0.0.10」においてセキュリティ関連の修正等が行われていましたが、この度米国時間11月30日付にて安定性向上とセキュリティ修正等を主目的とした継続的なプロセスの一環として「Firefox 2.0.0.11」がリリースされ、現在Mozilla Foundationによる公式ダウンロードページを通じてMac OS X(Universal Binary)、Windows、Linux i686を対象とした日本語含む43言語に対応したバイナリパッケージが入手可能となっています。

この度リリースされた「Firefox 2.0.0.11」ではセキュリティ関連の修正は行われておらず、「Firefox 2.0.0.10」利用時に確認されていた一部のWebサイト、及びエクステンション(Add-On)に関する互換性問題の修正等が行われていると伝えられています(Mozilla Foundationによるバグトラッキングシステム「Bugzilla」には「Firefox 2.0.0.10」において「canvas.drawImage」が適切に機能しないとの報告等が寄せられてるようです)。また、Mac OS X版において確認されている既知の問題点として以下の項目等が示されています。
  • 一部のメディアプラグイン、及びバイナリコンポーネントを包含するアドオンに関連した不具合(「Mac OS X 10.5 Leopard」利用時)
  • タブが20以上開かれている際に、タブ上のコンテキストメニューにおける「Close Other Tabs(他のタブをすべて閉じる)」が適切に機能せず
  • IntelベースMacintosh(Mac OS X for Intel)上におけるFlashコンテンツの表示に関連した不具合(当該問題を回避するためには「/Library/Internet Plug-Ins/Flash Player Enabler.plugin」のPowerPC版を削除、或いは別の場所に移動)
  • 新たなプラグインをインストールした際に「about:plugins」におけるプラグイン情報が適切に更新されず(当該問題を回避するためにはFirefoxを一度終了し、プロファイルフォルダから「pluginreg.dat」を削除した後にFirefoxを再起動)
  • IntelベースMacintosh上における「Rosetta」環境にてJavaが適切に動作せず
  • IntelベースMacintoshにおいて、ネイティブ、及びRosetta上の何れの場合も「Talkback」が機能せず(アプリケーションがクラッシュした際には、Appleによるクラッシュ報告プログラムが起動)
尚、「Mac OS X 10.5 Leopard」のサポートを含むシステム要件に主だった変更は確認されておらず、「Firefox 2.x」の既ユーザに対しては自動更新経由でのアップデータ配布が行われています。また、「Windows Vista」への対応関連を含むその他の既知の問題点、及び詳細等がリリースノートを通じて確認可能となっている他、Mozilla Foundationからは旧バージョン利用者に対する「Firefox 2」へのアップグレードが強く推奨されています。

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