Appleより「Xserve Lights-Out Management Firmware Update 1.1」がリリース

Appleより米国時間28日、同社によるシステムマネジメントインターフェイス「LOM(Lights-Out Management)」の最新ファームウェアアップデートに相当する「Xserve Lights-Out Management Firmware Update 1.1」がリリースされています。 サーバプラットフォームに対する各種モニタリング、リモートコントロール等を行うべくした標準プロトコル「IPMI(Intelligent Platform Management Interface)」に準拠した形にて、「Mac OS X Server」内「Server Monitor(サーバモニタ、/Application/Utilities/Server Monitor.app)」を通じた高精度な各種システムマネジメント等を「Xserve」に対して提供する「LOM(Lights-Out Management)」に、この度米国時間28日付にて最新ファームウェアアップデートに相当する「Xserve Lights-Out Management Firmware Update 1.1」がリリース。現在Appleによる公式ダウンロードページ、及び「Software Update」を通じて入手可能となっています(dmg:約780KB)。

この度リリースされた「Xserve Lights-Out Management Firmware Update 1.1」は、LOMポートが無反応になるケースが生じ得た従来までのファームウェア(1.2.7)における間歇的な問題を解決すべくしてリリースされており、主なシステム要件として「Mac OS X 10.4.8」以降を搭載したIntelベースXserveが示されています(ファームウェアアップデータを適用する事によりファームウェアのバージョンが1.2.8にアップデート)。

尚、ファームウェアアップデートアプリケーション(Xserve Lights-Out Management Firmware Update 1.1)は当該ボリュームにおける「/Aplications/Server」フォルダにインストールされ、アップデートプロセスは対象「Xserve」における「Finder」からアプリケーションとして実行する他、コマンドラインを通じたリモート経由によっても制御可能と伝えられています。また、通常「Lights-Out Management」におけるファームウェアアップデート時にはシステムの再起動は必要とされず、稼動中の「Mac OS X Server」における各種サービスに影響を及ぼす事はないとされています(既存の「Lights-Out Management」設定は維持されますが、「Server Monitor」におけるカレントコネクションは中断されると伝えられています)。

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