この度リリースされた「Xserve Lights-Out Management Firmware Update 1.1」は、LOMポートが無反応になるケースが生じ得た従来までのファームウェア(1.2.7)における間歇的な問題を解決すべくしてリリースされており、主なシステム要件として「Mac OS X 10.4.8」以降を搭載したIntelベースXserveが示されています(ファームウェアアップデータを適用する事によりファームウェアのバージョンが1.2.8にアップデート)。
尚、ファームウェアアップデートアプリケーション(Xserve Lights-Out Management Firmware Update 1.1)は当該ボリュームにおける「/Aplications/Server」フォルダにインストールされ、アップデートプロセスは対象「Xserve」における「Finder」からアプリケーションとして実行する他、コマンドラインを通じたリモート経由によっても制御可能と伝えられています。また、通常「Lights-Out Management」におけるファームウェアアップデート時にはシステムの再起動は必要とされず、稼動中の「Mac OS X Server」における各種サービスに影響を及ぼす事はないとされています(既存の「Lights-Out Management」設定は維持されますが、「Server Monitor」におけるカレントコネクションは中断されると伝えられています)。
この記事へのコメント