産業技術総合研究所より13日、同研究所によるDebianベースのLinuxディストリビューション「VMKNOPPIX」の最新版に相当する「VMKNOPPIX for x86_64(20071107)」「VMKNOPPIX for x86(IA32)(20071101)」がリリースされ、各種仮想化ソフトウェアのアップデート、新たなIPAフォントの収録等が行われています。
独Klaus KnopperによるDebianベースのLinuxディストリビューション「KNOPPIX」派生にして産総研による「Xenoppix」後継に相当し、複数の仮想化ソフトウェアを利用可能とする「VMKNOPPIX」に、13日付にて最新版に相当する「VMKNOPPIX for x86_64(20071107)」「VMKNOPPIX for x86(IA32)(20071101)」がリリース。現在、産業技術総合研究所による公式サイトを通じてx86_64、x86(IA32)を対象としたISOディスクイメージがFTP、HTTP(Ring Servers)、Bittorrent経由にて各々入手可能となっています。
この度リリースされた「VMKNOPPIX for x86_64(20071107)」「VMKNOPPIX for x86(IA32)(20071101)」における主な変更点等として以下の項目等が示されています。
- 各種ソフトウエア、及びライブラリ等のアップデート
- 新たなIPAフォントを収録
- x86_64版「VMKNOPPIX for x86_64(20071107)」におけるカーネルにて「IA32 Emulation」を有効化した事により、一部の32bitライブラリが利用可能に
また、各々にベースとして採用されている「KNOPPIX」、及び同梱されている仮想化ソフトウェアが以下の通りに示されています。
x86_64版「VMKNOPPIX for x86_64(20071107)」
- KNOPPIX 5.1.1 for x86_64(Linux Kernel 2.6.19 x86_64)
- Xen 3.1.1 for x86_64
- KVM 16 for x86_64(Kernel Virtual Machine 16 for x86_64)
- QEMU 0.9.0 for x86_64
- UML(User Mode Linux)
x86版「VMKNOPPIX for x86(IA32)(20071101)
- KNOPPIX 5.1.1(Linux Kernel 2.6.19)
- Xen 3.1.1
- KVM 48(Kernel Virtual Machine 48)
- QEMU 0.9.0
- KQEMU(QEMU with Accelerator)
- UML(User Mode Linux)
- VirtualBox
各仮想化ソフトウェアは「VMKNOPPIX」起動時におけるブートローダ「GNU GRUB 0.97」のメニュー画面を通じて選択可能となっています(「KVM」「KQEMU」利用時には「KNOPPIX(normal kernel)」を選択)。また、何れの仮想化ソフトウェアからもCPU仮想化支援「Intel VT(Intel Virtualization Technology)」或いは「AMD-V(AMD Virtualization)」を利用可能となっています。
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