Appleより「Mac OS X Server 10.4.11」がリリース、「Mac OS 9」「Xsan」「Bonjour」に対する互換性改善等を包含

Appleより米国時間14日、同社による前世代サーバオペレーティングシステム「Mac OS X Server 10.4 Tiger」における最新アップデート「Mac OS X Server 10.4.11」がリリースされ、「Mac OS 9」「Xsan」「Bonjour」に対する互換性改善等が行われています。 先月26日にクライアント版(Mac OS X 10.5 Leopard)共々、最新版に相当する「Mac OS X Server 10.5 Leopard」の正式リリースを迎えたAppleによるサーバオペレーティングシステム「Mac OS X Server」に、この度米国時間14日付にて前世代版「Mac OS X Server 10.4 Tiger」に対する最新版「Mac OS X Server 10.4.11」がリリース。現在「Apple - Support - Downloads」を起点とした各種ダウンロードページ、及び「Software Update」を通じて「Delta」「Combo」アップデートが各々入手可能となっています(Universal Delta:約137MB、Power PC Delta:約109MB)。

この度リリースされた「Mac OS X Server 10.4.11」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
  • 「Mac OS 9」からのAFP(Apple Filing Protocol) 経由でのファイルコピー時に確認されていた不具合の修正
  • 16以上のグループにユーザが存在する際に確認されていたメンバーシップ関連の問題を修正
  • FTP LISTコマンドを適切にハンドリング可能に
  • Intelベースサーバ、及びPowerPCベースサーバ間における高可用性フェイルオーバーを実現
  • Appleによるインスタントネットワーキングテクノロジ「Bonjour」を用いたローカルネットワークにおけるサーバ登録が可能に
  • 「UFS(UNIX File System)」及び「Xsan」ボリュームにおいてエイリアスを適切にハンドリング可能に
  • 「chmod」コマンドを用いてACL(Access Control List)パーミッションを設定可能に
  • PowerPCベースMacintoshに向けた「NetBoot」イメージ、及びネットインストールイメージをボリュームから作成可能に
  • 2GB、及び4GB RAMコンフィグレーションにおいて発生し得たメモリパニックを回避
  • 2007年のタイムゾーンの変更
  • 以前に単体で実施されたセキュリティアップデート
また、同梱されているセキュリティアップデート(Mac OS X 10.4.11)にはクライアント版同様、CVE(Common Vulnerabilities and Exposures)による分類にて41件の修正項目が示されており、ローカルユーザがシステム特権を用いて任意のコードを実行し得るとされる脆弱性(CVE-2007-3749)の修正等が行われていると伝えられています(「Mac OS X Server 10.3.9」に対しては別途「Security Update 2007-008(10.3.9 Server)」が提供されています)。


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