Mozilla Foundationより「Firefox 2.0.0.9」がリリース、安定性関連の修正等を包含

Mozilla Foundationより米国時間1日、同団体によるWebブラウザ「Firefox 2.0」ブランチの最新版に相当する「Firefox 2.0.0.9」がリリースされ、「Mac OS X 10.5 Leopard」「Windows Vista」に対する互換性改善等が行われています。 6月末日にて旧世代版に相当する「Firefox 1.5」ブランチに対する各種サポートが終了しつつ、併せてVer.3.0ブランチに相当する「Gran Paradiso」のAlpha版も公開されているMozilla FoundationによるWebブラウザ「Firefox」。先月中旬にリリースされた「Firefox 2.0.0.8」においては、Appleによる現行オペレーティングシステム「Mac OS X 10.5 Leopard」に対する互換性サポート等が行われていましたが、この度米国時間1日付にて安定性向上とセキュリティ修正等を主目的とした継続的なプロセスの一環として「Firefox 2.0.0.9」がリリースされ、現在Mozilla Foundationによる公式ダウンロードページを通じてMac OS X(Universal Binary)、Windows、Linux i686を対象とした日本語含む43言語に対応したバイナリパッケージが入手可能となっています。

この度リリースされた「Firefox 2.0.0.9」ではセキュリティ関連の修正は行われておらず、「Firefox 2.0.0.8」において確認されていた幾つかの不具合修正を主としたリリースと位置付けられています。主な修正項目として、
  • 「Mac OS X 10.5 Leopard」環境下において確認されていた「環境設定...」パネルにおける表示関連の不具合を修正
  • 「Float」プロパティを使用しているボックス要素に「Clear」プロパティが存在する際に、「Clear」プロパティを適切に処理する事ができなかった問題を修正(Bug 400406)
  • 「Windows Vista」環境下における「Firefox 2.0.0.8」へのアップデート後に発生し得た、Java Appletロード時における不具合(「Java not found」或いは「Java not working」が発生)を修正(Bug 400467)
  • 「Firefox 2.0.0.8」へのアップデート後に一部のAdd-Onが使用できなくなっていた不具合を修正(Bug 396695)
  • イメージマップからシングルエリアエレメントを移動した際に、マップ全体が消失し得た不具合を修正(Bug 400421)
  • 一部のWindows環境において確認されていたスタートアップ時のクラッシュを修正(Bug 400735)
等が挙げられている他、Mac OS X版において確認されている既知の問題点として以下の項目等が示されています。
  • 「Mac OS X 10.5 Leopard」利用時に、一部のWebサイトにおいてドロップダウンセレクションウィジェットが適切に機能せず
  • 一部のメディアプラグイン、及びバイナリコンポーネントを包含するアドオンに関連した不具合(「Mac OS X 10.5 Leopard」利用時)
  • タブが20以上開かれている際に、タブ上のコンテキストメニューにおける「Close Other Tabs(他のタブをすべて閉じる)」が適切に機能せず
  • IntelベースMacintosh(Mac OS X for Intel)上におけるFlashコンテンツの表示に関連した不具合(当該問題を回避するためには「/Library/Internet Plug-Ins/Flash Player Enabler.plugin」のPowerPC版を削除、或いは別の場所に移動)
  • 新たなプラグインをインストールした際に「about:plugins」におけるプラグイン情報が適切に更新されず(当該問題を回避するためにはFirefoxを一度終了し、プロファイルフォルダから「pluginreg.dat」を削除した後にFirefoxを再起動)
  • IntelベースMacintosh上における「Rosetta」環境にてJavaが適切に動作せず
  • IntelベースMacintoshにおいて、ネイティブ、及びRosetta上の何れの場合も「Talkback」が機能せず(アプリケーションがクラッシュした際には、Appleによるクラッシュ報告プログラムが起動)
尚、「Mac OS X 10.5 Leopard」のサポートを含むシステム要件に主だった変更は確認されておらず、「Firefox 2.x」の既ユーザに対しては自動更新経由でのアップデータ配布が行われています。また、「Windows Vista」への対応関連を含むその他の既知の問題点、及び詳細等がリリースノートを通じて確認可能となっている他、Mozilla Foundationからは旧バージョン利用者に対する「Firefox 2」へのアップグレードが強く推奨されています。

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