Appleより米国時間25日、ポリカーボネートベース「iMac(Mid 2006)」24inchモデル(旧モデル)を対象としたファームウェアアップデート「iMac MXM Update 1.0」がリリースされ、同モデルに確認されていた「Boot Camp」関連の不具合修正等が行われています。
米国時間12日付のAppleInsiderを通じてその開発状況等が伝えられていた、ポリカーボネートベース「iMac(Mid 2006)」24inchモデル(旧モデル)を対象としたファームウェアアップデート「iMac MXM Updater 1.0」ですが、この度米国時間25日付にて同ファームウェアアップデートの正式リリースが行われ、現在Appleによる公式ダウンロードページ、及び「Software Update」経由にて入手可能となっています(dmg:約403KB)。
この度リリースされた「iMac MXM Updater 1.0」は、「iMac(Mid 2006)」24inchモデルにおける「Boot Camp」を用いたWindowsインストールプロセス中において「Windows XP」インストーラCDから起動した際に発生し得たビデオ関連の不具合(通常表示されるブルーインストレーションスクリーンの代わりにブラックスクリーンが発生)を修正すべくしてリリースされており、主なシステム要件として以下の項目等が示されています。
- Mac OS X 10.4.10
- Mac OS X 10.5
- iMac(Mid 2006 24-inch)
「iMac MXM Update 1.0(インストーラ)」によって「iMac MXM Update Firmware Updater」が「/Applications/Utilities」にインストールされ、同アップデータを用いたファームウェアアップデートプロセスは数秒で完了すると伝えられています。また、当該問題の詳細等を含むその他の諸情報が冒頭Linkのナレッジベースを通じて確認可能となっています。
尚、米国時間12日付のAppleInsiderでは当該問題に関して、
- 「MXM(Mobile PCI-Express Module)」スロットフォーマットを使用した「NVIDIA GeForce 7300 GT」「NVIDIA GeForce 7600 GT」に対するハンドリングに起因して発生し得る
- AMDによる「ATI Radeon HD」シリーズグラフィックスハードウェア、及びその他の物理インターフェイスを使用しているアルミニウム製「iMac(Mid 2007)」は、当該問題の影響を受ける事はない
等といった関連情報が非公式ながら伝えられています。
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