Appleより米国時間18日、同社によるリモートマネジメントシステム「Apple Remote Desktop」の最新版に相当する「Apple Remote Desktop 3.2 Admin」「Apple Remote Desktop 3.2 Client」がリリースがされ、Appleによる次世代オペレーティングシステム「Mac OS X 10.5 Leopard」に対する互換性サポート等が行われています。
米国時間16日付にて待望の正式発表が行われたAppleによる次世代オペレーティングシステム「Mac OS X 10.5 Leopard」に対しては、数ヶ月来多くのアプリケーション、周辺機器等から対応表明、或いはプレリリースビルドを用いた検証結果報告等が行なわれていますが、この度米国時間18日付にて同オペレーティングシステムに対する互換性サポートを含むとされる「Apple Remote Desktop 3.2 Admin」「Apple Remote Desktop 3.2 Client」がリリースされ、適用コンポーネントに応じたアップデータ2種が「
Apple - Support - Downloads」を起点とした各種ダウンロードページ、及び「Software Update」経由にて入手可能となっています(Admin:約34.6MB、Client:約4.1MB)。
この度リリースされた「Apple Remote Desktop 3.2 Admin」「Apple Remote Desktop 3.2 Client」における主な変更点等が以下の通りに示されています。
Apple Remote Desktop 3.2 Admin
- Appleによる次世代オペレーティングシステム「Mac OS X 10.5 Leopard」に対する互換性サポート
- ステータスの取得、及び低速ネットワーク上のコンピュータに対する接続をサポート。コーデックの機能強化と共に、低速ネットワーク利用時における各種パフォーマンスの向上を実現
- ヨーロッパ言語キーボード利用時におけるアクセントキャラクタの入力をサポート
- IntelベースMacintosh利用時において「Open Application」タスクが使用可能に
- オペレーティングシステムにおけるVer.No.を正確にレポーティング可能に
- サードパーティ製VNC(Virtual Network Computing)ビューア、及びサーバに対する互換性を改善
Apple Remote Desktop 3.2 Client
- 信頼性、操作性、互換性等の全般にわたる多数の不具合修正を包含
「Apple Remote Desktop 3.2」利用時における主なシステム要件として以下の項目等が示されています。
- Mac OS X 10.3.9 or later(Mac OS X Server 10.3.9 or later)
- Ethernet、AirPort(AirMac)、或いはFireWire over IP、何れかのネットワーク接続環境(推奨環境:Ethernet)
- 「Apple Remote Desktop 3.0」或いは「Apple Remote Desktop 3.1」
尚、「Apple Remote Desktop 3.2 Client」は「Apple Remote Desktop 3.2 Admin」によってのみ管理される状態が推奨されています(Clientソフトウェアのアップデート前に、Administrationソフトウェアがアップデートされている事を確認)。また、その他の詳細等が冒頭Linkのナレッジベースを通じて確認可能となっています。
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