Appleより「MacBook, MacBook Pro Software Update 1.0」がリリース

Appleより米国時間24日、「MacBook」「MacBook Pro」を対象としたソフトウェアアップデート「MacBook, MacBook Pro Software Update 1.0」がリリースされています。 一部海外メディア等を中心として薄型のサブノートブック、或いはアルミニウム筐体を採用した「MacBook」等に言及したインサイダ情報も囁かれ始めているAppleによるノートブックラインアップですが、この度米国時間24日付にて現行「MacBook」及び「MacBook Pro」を対象としたソフトウェアアップデート「MacBook, MacBook Pro Software Update 1.0」がリリースされ、現在冒頭Linkの公式ダウンロードページ、及び「Software Update」経由にて入手可能となっています(dmg:約200KB)。

この度リリースされた「MacBook, MacBook Pro Software Update 1.0」は、ジャーナリングファイルシステムにおけるジャーナリングが無効化された状態にて出荷されていた一部の「MacBook」及び「MacBook Pro」を対象として提供されており、同アップデートを適用する事によって当該システムにおけるジャーナリングの有効化が行われるとの事。主なシステム要件として以下の項目等が示されています。
  • Mac OS X 10.4.9 or later
  • MacBook(Mid 2007)
  • MacBook Pro(Mid 2007 2.2/2.4GHz 15inch)
尚、ジャーナリングファイルシステムは、Linuxベースのサーバオペレーティングシステムや「BeOS(BeFS)」等における採用実績を有している他、「Windows 2000」以降において標準的に使用されている「NTFS(NT File System)」でもサポートされている等、現在ではサーバ用途の環境のみならず、クライアント環境においても主流として採用されているファイルシステムの1つです。コンピュータシステムにおける信頼性評価の指標とされる「RASIS」の「A」、「Availability(可用性)」を重視した仕様となっており、Mac OS Xでは「Mac OS X 10.2.2」よりコマンドラインレベルによる制御にて初実装。「Mac OS X 10.3」以降ではデフォルトファイルシステムとして採用されつつ、「Disk Utility(ディスクユーティリティ、/Aplication/Utilities/Disk Utility.app)」を用いたGUIレベルによる制御が可能となっています(「Mac OS X Server」では「Mac OS X Server 10.2.2」よりGUIレベルによる制御がサポートされています)。

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