Adobeより「Adobe Photoshop Lightroom 1.2」がリリース、多数の機能改善、バグフィックス等を包含

Adobe Systemsより米国時間13日、同社によるポストプロダクションツール「Adobe Photoshop Lightroom」の最新版に相当する「Adobe Photoshop Lightroom 1.2」がリリースされ、「Adobe XMP(Adobe Extensible Metadata Platform)」に対するメタデータ自動書き込み時の問題、「Bayer Pattern(ベイヤパターン)」センサにおけるノイズ関連の問題等、多数の機能改善、バグフィックス等が行われています。 ポストプロダクションツールの分野において、Appleによる「Aperture」と双璧を成す存在としても認知されている「Adobe Photoshop Lightroom」。1月下旬に正式版に相当する「Adobe Photoshop Lightroom 1.0」がリリースされた後、6月下旬には「CameraRaw 4.1」との互換性等、多数の機能改善等を包含する「Adobe Photoshop Lightroom 1.1」が提供されていますが、この度米国時間13日付にて同ポストプロダクションツールの最新版に相当する「Adobe Photoshop Lightroom 1.2」がリリースされ、現在Adobeによる公式ダウンロードページを通じてMac OS X、Windowsを対象としたバイナリパッケージが入手可能となっています(Mac OS X版:約40.8MB)。

この度リリースされた「Adobe Photoshop Lightroom 1.2」における主な変更点等が以下の通りに示されています。
  • ユーザが指定したソート順を含むカタログを他のカタログに適切に読み込む事ができなかった問題を修正
  • Windows版において、画像のサムネールの代わりにグレーボックスが表示されるケースが生じ得た問題を修正
  • 環境設定において「Adobe XMP(Adobe Extensible Metadata Platform)」に対するメタデータの自動書き込みが許可されている際に、オフライン画像に対して無制限に書き込みが試行され、大幅なパフォーマンス低下が引き起こされていた問題を修正
  • ソースフォルダの順序を変更する際に「Quick Collection」から画像が紛失する可能性が確認されていた問題を修正
  • 250MB未満のドライブに対してカタログのエクスポートが適切に行えなかった問題を修正
  • 「Case-Sensitive HFS+(Journaled)」(後述)ボリューム等、ケースセンシティブな仕様を有するボリュームに対してインストールを行った際に、Mac OS XにおいてWebモジュールを適切に使用する事ができなかった問題を修正
  • 「Linux SMB(Linux Server Message Block)」ネットワークボリュームに対して書き出しを行った際にエラーが発生し得た問題を修正
  • 「Windows Vista」においてショートカットキーを用いて表示オプションを変更した際に、グリッド表示のスクロール位置が適切に維持されなかった問題を修正
  • イメージ番号とイメージ数のトークンがスライドショーモジュールにおいて適切に表示されなかった問題を修正
  • Windows版において、メタデータパネルが適切に表示されないケースが確認されていた問題を修正
  • ATIグラフィックスカード(256MB)、30inch LCDモニタを使用している際に、Mac OS X版においてスライドショーが適切に表示されなかった問題を修正
  • Webモジュールエクスポート時に確認されていた、著作権タグがプレビューと同位置に配置されなかった問題を修正
  • WindowsにおいてAuto-Ejectを使用した際に、イジェクト対象となるカードのみならずカードリーダまでもが排出されていた問題を修正
  • 「Bayer Pattern(ベイヤパターン)」センサを搭載する全てのカメラを対象としたノイズ軽減調整の問題を、修正対象のRAWデータのモザイク解除段階において適用されていたベースポイントのノイズ軽減を削減する事により、「Photoshop Lightroom 1.2」において輝度ノイズ軽減をゼロに設定した画像に対しては「Photoshop Lightroom 1.0」における同じ設定の画像よりもノイズが軽減されるべくした修正を適用(※「Photoshop Lightroom 1.1」において同じ設定を適用した画像と比較した際には、多くのノイズが確認されているとの事)
  • 1:1プレビューが環境設定において設定したタイミングにて適切に破棄されなかった問題を修正
  • 読み込み後に1:1プレビューを作成しようとした際に、一連の画像全てのプレビューが作成されなかった問題を修正
※「Case-Sensitive(ケースセンシティブ)」:ファイル名における英大文字/小文字を別の文字として認識可能とするファイルシステムの仕様。Mac OS Xにおいて利用可能なファイルシステム中では「HFSX」が「Case-Sensitive」に該当します。尚、英大文字/小文字の違いを識別しつつ、ファイルシステム上ではそれらの違いを吸収し、同一文字として扱う仕様は「Case-Insensitive(ケースインセンシティブ)」と称され、「HFS Plus」が同仕様に該当します。

主なシステム要件として以下の項目等が示されています

Mac OS X(Universal Binary)

  • 「PowerPC G5」「PowerPC G4」、或いは「Intel Xeon」「Intel Core」プロセッサを搭載したMacintoshコンピュータ
  • Mac OS X 10.4 or later
  • 768MB以上のRAM容量(1GB以上を推奨)
  • 1GB以上のHDD空き容量
  • 1024*768以上のモニタレゾリューション
  • CD-ROMドライブ

Windows

  • 「Intel Pentium 4」以上のプロセッサ
  • 「Windows Vista Ultimate Edition」「Windows Vista Enterprise Edition」「Windows Vista Business Edition」「Windows Vista Home Premium Edition」「Windows XP Service Pack 2」
  • 768MB以上のRAM容量(1GB以上を推奨)
  • 1GB以上のHDD空き容量
  • 1024*768以上のモニタレゾリューション
  • CD-ROMドライブ
インストール方法を含めたその他の詳細等が冒頭Linkの公式ダウンロードページ、及びRead Meファイル(PDF)等を通じて確認可能となっています。


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