The CentOS Projectより「CentOS 5 i386 Live CD」がリリース、ネクストリリースではCD上のディレクトリへの仮想的な書き込み等をサポートへ

The CentOS Projectより米国時間10日、「RHEL(Red Hat Enterprise Linux)」ベースのLinuxディストリビューション「CentOS」における初のLive CD(1CD/DVD Linux)版に相当する「CentOS 5 i386 Live CD」がリリースされています。 「RHEL (Red Hat Enterprise Linux)」をコードベースとしてリビルドされた、RHELクローン(バイナリ互換)に属するフリーLinuxディストリビューション「CentOS」。5月中旬には「CentOS 4」ブランチにおける最新版でRHEL 4.5(RHEL 5から新たに採用された旧バージョンに対するサポート継続サービス「Z-Stream」の一環としてリリースされたバージョン)のクローンに相当する「CentOS 4.5」がリリースされ、RHEL 4.5と同様に「RHEL 5.0」(CentOS 5のコードベースとなったRHEL)における新機能(CentOS 5同様のオープンソースの仮想マシンモニタ「Xen 3.0.3」の収録によるパラバーチャライゼーション(準仮想化)のサポート等)が新たにバックポートされていましたが、この度米国時間10日付にて「CentOS 5」におけるLive CD(1CD/DVD Linux)版に相当する「CentOS 5 i386 Live CD」がリリースされ、現在Intel x86(i386)を対象としたISOイメージが同プロジェクトによるダウンロードページを通じた各種ミラーサイト、或いはBitTorrent経由にて入手可能となっています(ファイル名:CentOS-5.0-i386-LiveCD.iso、約711MB)。

ADIOS Projectによる成果をベースとして作成された「CentOS 5 i386 Live CD」は、現時点では「/usr」ディレクトリ以下への仮想的な書き込みやアプリケーションの追加、或いはCD-ROMから起動したオペレーティングシステムからのハードディスクドライブへのインストール等には対応していないため、クライアント、機能テスト、或いはレスキューCDとしての使用が推奨されているようです。「CentOS 5」におけるIntel x86(i386)版をベースに選定されている主なバンドルパッケージとして以下のツール等が示されています。
  • Firefox 1.5.0.10
  • OpenOffice.org 2.0.4
  • Gimp 2.2.13
  • QTParted(パーティション設定ツール)
  • LVM(Logical Volume Manage)
  • RAID関連コマンドラインツールのフルセット
  • システムログビューア
  • ネットワーク関連コマンド(nmap、nmapfe)、及びSambaによるファイル共有が利用可能
現時点では「Intel x86(i386)」版のみの提供となっており、通常版に存在する「AMD64(x86-64)」「IA-64」版は用意されていないようです。また、今後の予定としてFedora Live CD Projectにおける成果を取り入れつつ,CD-ROM上のディレクトリへの仮想的な書き込み等を可能とする「CentOS 5.1 i386 Live CD」の開発予定等も示されています。

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