Googleより「Google Desktop for Mac 1.0.3.301」がリリース

Googleより米国時間1日、同社によるMac OS Xベースのデスクトップ検索ツール「Google Desktop for Mac」の最新版に相当する「Google Desktop for Mac 1.0.3.301」(Beta)がリリースされています。 4月上旬にファーストリリースがVer.1.0.0.155としてリリースされたMac OS Xベースのデスクトップ検索ツール「Google Desktop for Mac」。Apple純正メタデータ検索ソリューション「Spotlight」と双璧を成す存在としても関心を集めつつ、同月下旬にはセカンドリリースに相当する Ver.1.0.1.216がリリースされていましたが、この度米国時間1日付にて更なる最新版に相当する「Google Desktop for Mac 1.0.3.301」(Beta)がリリースされ、現在「Google Software Downloads for the Mac」、及び「Google Updater」経由にて入手可能となっています(インストーラには「Google Updater」が同梱され、同アップデータにも幾つかの修正が施されています)。

オフィシャルサイトにおけるリリースノート等を通じて、この度リリースされた「Google Desktop for Mac 1.0.3.301」における主な変更点等が以下の通りに示されています。
  • リスタート後におけるクロール時間の短縮
  • Webサーバから各種情報を入手するためのXML API(HTTP/XMLベースQuery API)を追加
  • 削除されたアプリケーションを「Quick Search Box」において適切にハンドリング可能に
  • 「Camino 1.5」に対する互換性改善
  • 「Quick Search Box」におけるパス情報の表示
  • 「Google Updater」が複数のGoogleプロダクトをリストアップ可能に
  • 「Google Updater」におけるセキュリティモデルの改善
  • 「Google Updater」におけるマニュアルアップデートUI(ユーザインターフェイス)の改善
  • インデックス、及び検索時におけるダイアクリティカルマーク(分音符)に対するハンドリング改善
  • 多数のファイルをインデックスする際のメモリ使用量改善
  • クラッシュ、或いはフリーズ等の要因となっていた幾つかのクリティカルなバグ(主に「Firefox」における「Google Toolbar」使用時に確認されていた不具合)の改善
  • リビジョンヒストリを表示する際のパフォーマンスを改善
  • 当該コンピュータにおけるPerlインストレーションに関連したインストールプロセスの改善
  • サブジェクトラインによってスパムと識別されたE-Mailの適切なハンドリング
  • 「Quick Search Box」におけるペースト機能が初回インストール後に適切に動作しなかった不具合を改善
  • 「Gmail」ダウンロード時におけるメモリ消費量の改善
  • 「Gmail」ダウンロード中にインターネット接続が切断された際に起こり得たクラッシュを改善
  • 「Quick Search Box」が、オフライン時における「Gmail」のステータスを適切に表示可能に
  • 各種メモリリークの改善
  • 「Quick Search Box」ヘルプスクリーンが複数のキーボードレイアウトをサポート
尚、リスト中における「Camino 1.5」は「Camino 1.1」として開発が進められ、開発過程においてVer.No.が変更されたアプリケーションを示しています(現在Release Candidate)。また新たに追加されたHTTP/XMLベースQuery API(PC、及びMacintoshをサポート)の詳細がGoogle Desktop SDKを通じて公開されています。

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック

当サイトにおけるプライバシーポリシー