この度リリースされた「VMware Fusion 8.1.1 Build 3771013」における主な変更点として、以下の項目等が示されています。
- NVIDIAによるアンチエイリアシング「MSAA(Multisample anti-aliasing)」が有効化された状態で、Windows(ゲストOS)において「Realtime Landscape Architect」等のグラフィックスソフトウェア、或いは「Civilization 4」等のグラフィックスゲームを動作させた場合に、VMware Fusionがクラッシュするケースが確認されていた問題を修正
- 実行中の仮想マシンのコンソールウインドをドラッグにてリサイズした場合に、ホストシステムにおいてメモリリーク(システムメモリ使用量の増大)が発生するケースが確認されていた問題を修正(「Activity Monitor(アクティビティモニタ、/Applications/Utilities/Activity Monitor.app)」の「Memory(メモリ)」タブを通じて、メモリ使用量を監視する事が可能)
- ポートフォワーディングを有効化した場合に、NAT(Network Address Translation)ネットワークが適切に動作しないケースが確認されていた問題を修正
- オートマチックアップデートでのインストール時に、リモート仮想マシンが予期せずサスペンドしていた問題を修正。ESXiサーバ、或いはWorkstation Serverインスタンスにストアされているリモート仮想マシンに接続した後にVMware Fusionをアップデートした場合に、ローカルディスクに格納されている実行中の仮想マシンに加えて、実行中のリモート仮想マシンが自動アップデートによってサスペンド、或いはシャットダウンされるケースが確認されていた問題を修正
- 「USB 3.0 SuperSpeed」コントローラを通じて仮想マシンに対して特定のUSBデバイスを接続した場合に発生し得た、幾つかの問題を修正(仮想マシン内で「USB 3.0」スキャナが動作しなかったり、仮想マシン内で「USB 3.0」フラッシュドライブのフォーマットが行えなかったといった問題等)
- And many others...
当版におけるシステム要件は、64bitプロセッサを搭載したApple製コンピュータ、ホストOSは「OS X Mavericks(OS X 10.9)」以降(「OS X Yosemite(OS X 10.10)」を含む)となっています。Ver. 7.0にてサポートされていた「OS X Mountain Lion(OS X 10.8.5)」は対象外となりますので御注意下さい。
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