この度リリースされた「VMware Fusion 8.0.2 Build 3164312」は、種々の互換性改善、バグフィックス等を主目的としたメンテナンスアップデートとして位置付けられており、主な変更点として以下の項目等が示されています。
- 開いているウインドウをリサイズする事なくして、GUIクライアント(VMware Fusion.app)を繰り返し終了、或いはリスタートした場合に、同コンソールがクラッシュするケースが確認されていた問題を修正
- 「OS X 10.11.1(ホストOS)」におけるマルチモニタ環境にてフルスクリーンモードを抜けた時に、クラッシュするケースが確認されていた問題を修正。当該問題は、以下のステップを踏んだ場合に発生し得たと伝えられている
- 「OS X 10.11.1(ホストOS)」におけるマルチモニタ環境にて仮想マシンをパワーオン
- 「View(表示)」>「Use All Displays in Full Screen(全てのディスプレイをフルスクリーンで使う)」が選択されている状態で、仮想マシンをフルスクリーンモードに切り替え
- スクリーンの上端にカーソルをホバーさせ、コンソールウインドウのタイトルバーを表示
- この状態で「Exit Full Screen(フルスクリーンを終了)」ボタンをクリック
- Mac Proシステムにおいて「Philips LFH3200 SpeechMike III Pro」を使用した場合に、仮想マシンがフリーズするケースが確認されていた問題を修正
- 「OS X El Capitan(ホストOS)」環境にて、「Boot Camp」仮想マシンが適切に起動しなかった問題を修正
- 「FreeBSD 10.x(ゲストOS)」にゲストOS拡張機能「VMware Tools 10.0.0」をインストールした後に、GUIクライアント(VMware Fusion.app)を通じたゲストOSのシャットダウンが適切に行われなかった問題を修正。「FreeBSD 10.x(ゲストOS)」に「VMware Tools 10.0.0」をインストールした場合に、VMware Toolsサービスのvmtoolsdが起動しないケースが確認されていた。同サービスはバックグラウンドで動作し、様々なオペレーションに関与する。今回の問題は、GUIクライアント(GUIインターフェイス))からシャットダウンを実行した場合に、ゲストOSが適切にシャットダウンしないという症状が発生するケースが確認されていた問題。例えば、GUIクライアントを通じたゲストOSのシャットダウンの最初の試みでは、シャットダウン操作は失敗し、2回目のシャットダウン操作では、グレースフルシャットダウンの代わりに仮想マシンがパワーオフ状態になる等、正常なシャットダウン処理が行なわれなかった
- リモートサーバにおいて作成された仮想マシンのネットワークコネクションが適切に動作しなかった問題を修正。リモートサーバにおいて、新たな仮想マシンを作成するためにVMware Fusionを用いた場合に、「New Virtual Machine Wizard(新規仮想マシンウィザード)」の最終パネルにおけるネットワークフィールドの値が「Unknown(不明)」になっていた。ゲストOSのインストールが完了する時に、ゲストOSがIPアドレスの取得に失敗し、ネットワークに接続する事ができなかった
- Appleによる「MacBookPro with Retina display(15-inch, Mid 2015)」利用時に、「Settings(設定)」>「Display(ディスプレイ)」においてバッテリーライフ設定が表示されなかった問題を修正。同機種では自動グラフィックス切り替えをサポートしているが、VMware Fusionでは「Display」設定においてバッテリーライフ設定が表示されないため、仮想マシンに向けたハイパフォーマンスのグラフィックスオプションを構成する事ができなかった
- タスクバーが非表示の場合に、「Unity(ユニティ)」ビューにおいて「Toggle Start Screen/Menu(開始画面/メニューの切り換え)」オプションを利用する事ができなかった問題を修正(オプションをクリックする事により、ゲストOSにおいて「Start Screen/Menu(開始画面/メニュー)」 が表示される)。タスクバーが非表示の場合においても、「Toggle Start Screen/Menu」オプションにアクセスする事ができると役に立つ事があります。しかしながら「Unity」ビューではタスクバーが非表示になっているとオプションがグレイアウトし、利用する事ができなかった
- セッティングエディタにおける「Advanced(詳細)」>「Troubleshooting(トラブルシューティング)」オプションが「Hang/Crash(ハング/クラッシュ)」に設定されている場合に、Intel Skylakeプロセッサを搭載するホストコンピュータ(iMac(Retina 5K, 27-inch, Late 2015)等)において、仮想マシンが起動しないケースが確認されていた互換性問題を修正
- 一部特定状況下においてサスペンドされた仮想マシンの暗号化を解除した場合に、GUIクライアント(VMware Fusion.app)がクラッシュするケースが確認されていたい問題を修正(クラッシュによって仮想マシン自体が影響を受ける事はなく、データ損失もなかったとの事)
- OS X(ホストOS)、仮想マシン間においてテキストのコピーアンドペーストを行なった場合に、クリップボードが更新されないケースが確認されていた問題を修正(当該問題を発生視した場合には、ペーストされたテキストが、その直前にコピーされたものとは異なるという現象が発生していた)
- 複数のモニタが接続されている仮想マシンで、フルスクリーンモードを実行した場合に、VMware Fusionがクラッシュし得たとされる問題を修正。当該問題は、「OS X El Capitan(OS X 10.11、ホストOS)」において複数のモニタが接続されている環境で、「View(表示)」>「Use All Displays in Full Screen (すべてのディスプレイをフルスクリーンで使用)」を選択した場合に発生し得た
- 仮想マシンの実行中に、USBデバイスを対象としたプラグインアクションを変更する事ができなかった問題を修正。前版では「USB & Bluetooth」ウインドウにおいて、リストされた各USBデバイスに向けたUSBプラグインアクションがオリジナルの設定で固定され、仮想マシンをパワーオンした後に変更する事ができなかった。例えば、USBデバイスに向けたプラグインアクションが「Ask what to do(動作を確認)」に設定されている場合には、その他の設定にアクションを変更する事ができなかった
- 3Dグラフィックスを含むグラフィックス関連の改善。「OS X El Capitan(ホストOS)」上の仮想マシンにおいて3Dアクセラレーション(「Display(ディスプレイ)」>「Accelerate 3D Graphics(3Dグラフィックスの高速化)」)を有効化した場合に、当該仮想マシンを起動(パワーオン)する事ができないケースが確認されていた。この問題は、ホストOSが「OS X Mavericks(OS X 10.9)」或いは「OS X Mountain Lion(OS X 10.8)」からアップグレードされた「OS X El Capitan(OS X 10.11)」である場合に発生し得た(新規インストールされた「OS X 10.11(ホストOS)」上では発生しなかった)
- ホストネットワークインターフェイスにおいて、tcpdump、Wireshark、EtherApe等の分析ツールを利用可能に(前版までは、「vmnet1」「vmnet8」等のホストネットワークインターフェイスにおいて、BPF(Berkeley Packet Filter)がサポートされていなかったため、これらのインターフェイスにおいて各種の分析ツールを利用する事ができなかった)
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