Microsoft関連のエントリが続きますが、Microsoft内Mac BU(Macintosh Business Unit)より米国時間8日、「Microsoft Office 2004 for Mac」の最新アップデータに相当する「Microsoft Office 2004 for Mac 11.3.5 Update」がリリースされています。
次世代バージョン「Microsoft Office 2008 for Mac」のリリースが年内に予定され、秋葉原コンベンションホールにて開催されている「Mac Zoo '07 in AKiBA」では、国内初とされる同バージョンのプロダクトセミナも行われていた「Microsoft Office for Mac」ですが、この度米国時間8日付にて、現行バージョン(Microsoft Office 2004 for Mac)に対するセキュリティ修正を含む最新アップデータ「Microsoft Office 2004 for Mac 11.3.5 Update」がリリースされ、現在冒頭Linkの公式ダウンロードページ、及び「Microsoft AutoUpdate」(「Help」>「AutoUpdate」)経由にて入手可能となっています(dmg、約58MB)。
Microsoft Office 2004 for Macにおける脆弱性、及び安定性の改善等を主目的としたこの度のアップデートには、米国時間8日付にて公開されたセキュリティ情報中「MS07-023」「MS07-024」「MS07-025」に対する修正が含まれているとの事。前記脆弱性の危険度評価は何れも4段階中2番目に高い「Critical」にレーティングされており、脆弱性の内訳は「Microsoft Excel」「Microsoft Word」関連が各々2件、描画オブジェクト関連が1件となっています。
また、この度のアップデータには前記のセキュリティ修正の他、安定性、及びパフォーマンスに関する各種改善、或いはこれまでにリリースされた各アップデータにおける全ての改善点等も包含されているとの事。対象製品、及びプラットフォームとして、
- Microsoft Office 2004 Standard Edition
- Microsoft Office 2004 Professional Edition
- Microsoft Word 2004
- Microsoft Excel 2004
- Mac OS X 10.2.8 or later(「Sync Services」利用時には「Mac OS X 10.4.3」以降が必要)
が挙げられており、対象プラットフォームとしてのMac OS Xは「Software Updete」経由にて入手し得る各Mac OS Xにおける最新版(現時点では「Mac OS X 10.2.8」「Mac OS X 10.3.9」「Mac OS X 10.4.10」)の使用が推奨されています。
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