そんな中、米国時間2日付のThink Secretにて、同オペレーティングシステムのリリース予定、及びiLife、iWorkバンドルの可能性等に言及したインサイダ情報が掲載されており、具体的な項目を含む興味深い内容でしたので、以下に本文を要訳してみます(全文訳です)。
(ここから要訳)Appleは現在、恐らく「WWDC(Worldwide Developer Conference) 2007」(6月11日~15日)周辺において、Mac OS X 10.5 Leopardの正式リリースを行うべく計画を推進しているであろう、と信頼性の高い情報筋が報告しています。
同オペレーティングシステムの正式リリースは、Appleが示していた当初のリリース予定を満たす事となる今春の最終(6月21日)までには行われる事となるでしょう。
ここ一月の間に、我々(Think Secret)が抱える複数の情報筋達、及びその他のメディアリポート達によって言及されてきたように、Appleは3月後半における(Mac OS X 10.5 Leopardの)正式リリースを目標として計画を推進していましたが、同社は最近の数週間において期日を延期させる決定を下していました。しかしながら、6月における正式リリース予定の背後に存在する種々の事由に内々関与している情報筋達は、漸く(非公式に)その詳細を我々に齎す事に成功しました。
Mac OS X 10.5 Leopardは、Developer Buildの何れが導いてきたよりも(或いは皆が期待していたよりも)一層重要なリリースとなるべく、その完成度を増しています。
また、現在6月における正式リリースに向けて予定されているのは、Mac OS X 10.5 Leopardに依存する拡張された諸機能が含まれるであろう、AppleによるiLife、及びiWorkスイートの新たなバージョンです。情報筋達は、AppleがMac OS X 10.5 Leopardに対して、Microsoftによる「Windows Vista」を上回る特別な付加価値、及び諸機能を提供すべく努力して、無料にて何れか一つ、或いは両スイート(iLife、iWork)をバンドルするアイデアを携えていると述べています。
更に情報筋達は、Appleが前記ソフトウェアスイート(iLife、iWork)に対して、毎年慣例のネーミング規則を変更させる可能性があるとも報告しています。「'07」は「Leopard Edition」(或いは暦が巡るにつれて、消費者の記憶により旧式な印象を与えていた年代固有のバージョン名の束縛から、Appleを解放するであろう類似のネーミング規則)に置き換えられる可能性も有り得ると示唆しています。
例えば競争相手のMicrosoftは、2007年後半に「Microsoft Office for Mac」のネクストバージョン(「Microsoft Office 2008 for Mac」)をリリース予定としていますが、同オフィススイートには「2008」の名称が割り当てられる事となるでしょう。他方でAppleによるiWorkのネクストバージョンは、新たなスプレッドシートアプリケーションの追加によって、Office for Macに対してより一層直接的に競争するための準備が整えられています。(ここまで)
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