現行版に相当するVer. 9.0においては、米国時間3月7日付にて「GNOME 3」に対する互換性改善等を主目的とした「9.0.2 Build 1031769」がリリースされている、Windows/Linuxベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Workstation」に、米国時間3月14日付にて旧版(Ver. 8.0)を対象としたメンテナンスアップデートに相当する「VMware Workstation 8.0.6 Build 1035888」がリリース。現在VMwareによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデータを通じて、Windows、Linuxを対象とした、日本語含む複数言語リソースを包含するマルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(Windows版(exe)約430MB、Linux 64bit版(bundle)約382MB)。
この度リリースされた「VMware Workstation 8.0.6 Build 1035888」における主な変更点として、以下の項目等が示されています。
- 「Windows XP Mode(Windows XPモード)」の仮想マシンのスナップショットから、完全なクローンを作成可能に)
- 「New Virtual Machine Wizard(新規仮想マシンウィザード)」において、Windows、Windows Serverの適切な版が正確に表示されるべくした改善を適用
- 「Unity(ユニティ)」モードにおける仮想マシンが、Workstationライブラリ、及びその他の仮想マシン間で正しく切り替わるべくした改善を適用
- Windows、Linux 双方において、リードオンリーのテンプレート仮想マシンからリンククローンを作成可能に
- 「Lenovo ThinkPad UltraNav」のスクロールボタンでのスクローリングに、過度の力が要求されていた問題を修正
- Linux HGFS(Host Guest File System)を対象として、パフォーマンス関連の問題を修正
- 仮想マシンのパワーオン時に、「RHEL 6.4(Red Hat Enterprise Linux 6.4、32bit)」がクラッシュするケースが確認されていた問題を修正
- And many others...
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