前版から8日後のリリースとなった「Oracle VM VirtualBox 4.2.4」ですが、当版における主な変更点として、以下の項目等が示されています。
- 一部特定状況下において、複数のゲストスクリーン(コンソールウインドウ)がクラッシュするケースが確認されていた問題を修正(Mac OS X版においてのみ発生し得た問題)
- GUI関連の改善。グローバル設定のプロキシページ(「VirtualBox」>「Preferences...(環境設定...)」>「Proxy」)における確認警告を修正(Ver. 4.2.2におけるリグレッション)
- バルーニングモジュール(VBoxBalloonCtrl)における、コマンドライン引数のハンドリングを修正
- VRDP(VirtualBox Remote Desktop Protocol)関連の改善。ゲストOSにおけるビデオ再生時に、クラッシュするケースが確認されていた問題を修正
- BIOS(Basic Input/Output System)関連の改善。破損したDMI(Desktop Management Interface)情報を修正(Ver. 4.2.0におけるリグレッション)
- 「Windows 2000」フロッピーディスクからのブートを修正
- NAT関連の改善。ホストリゾルバを使用した場合に、エイリアスを利用しないDNSレスポンスにおいて、クラッシュするケースが確認されていた問題を修正
- EFI(Extensible Firmware Interface)関連の改善。仮想マシンのリブート時に発生し得た、ビデオモードセレクションの損失を修正
- パラレルポートを介したプリント関連のエラーを修正(ペーパーキューのエンプティエラー、Windowsホストにおいてのみ発生し得た問題)
- ストレージ関連の問題に起因して、一部特定状況下においてハングアップするケースが確認されていた問題を修正
- And many others...
米国時間9月19日付にてリリースされた「OS X 10.8.2(ホストOS)」に対しては、Ver. 4.2.2以降において対応しています。Mac OS X版を利用されている方等は御注意下さい。
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