この度リリースされた「Firefox 14.0.1(Release)」では、一連のテストリリースにおける成果が安定版にマージされる形となっており、主な特徴として以下の項目等が示されています(Ver.13.0.1からの主な変更点となります)。
- サーチボックスから利用可能なGoogle検索が、HTTPSによる暗号化に対応
- Appleによるデスクトップオペレーティングシステム「OS X Lion(Mac OS X 10.7)」を対象として、フルスクリーンモードをサポート
- プラグインコンテンツが、クリック後に読み込まれるようにするための機能を追加(試用する場合には、「about:config」にて設定値を変更する必要がある)
- 「スマートロケーションバー(Awesomebar、すごいバー)」において、以前に入力したURLが自動的に補完されるべくした改善を適用
- ファビコンによる、SSL暗号化接続状態の偽装を防止するために、サイト識別情報のデザインを改善
- 新たにポインタロックAPIを実装
- ディスプレイをスリープさせないようにするための、新たなAPIを実装
- テュルク諸語、ギリシャ語を対象として、CSS text-transform、及びfont-variantを改善
- マルチディスプレイ環境において、nsCocoaWindow::ConstrainPositionが誤ったスクリーンを使用するケースが確認されていた問題を修正(Mac OS X版)
- 要素のクラス名が、Javascriptによって設定された場合に発生し得た、CSS :hoverのレグレッションを修正
- 幾つかの安定性関連の問題を修正
- 幾つかのセキュリティ関連の問題を修正
- And many others...
また、米国時間6月5日付にてリリースされたVer. 13.0.0より、Windows版におけるシステム要件の一部が変更され、「Windows XP Service Pack 1」「Windows 2000」への対応が終了しています。Windows版は「Windows XP Service Pack 2」以降がサポート対象となりますので、御注意下さい。
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