英国時間4月26日付にてリリースされた「Ubuntu 12.04 LTS(Precise Pangolin)」をベースとする「Linux Mint 13」は、インストールプロセスもPrecise Pangolinとほぼ同様の流れとなり、タイムゾーン指定やキーボードレイアウトの選択、及びアカウント設定等は、インストール時におけるファイルコピーの過程において行う事となります。

↑Ver. 12(Lisa)におけるインストレーションタイプ選択画面。Live CDが、そのままインストールCDとして利用可能となっています。Ver. 13においても、大幅な相違はありません(クリックで拡大します)
「VMware Fusion 2012」では、米国時間3月12日付にてリリースされた「Technology Preview 1 Build 646683」の段階において「Linux Mint 13(ベースとなる「Ubuntu 12.04」)」がゲストOSとして正式にサポートされていませんが、同梱されているゲストOS拡張機能「VMware Tools」をカーネルモジュールとして組み込む事が可能です(LinuxゲストOSに対して「VMware Tools」を手動でインストールする場合には、マウントされたイメージファイルに含まれているtarボール(VMwareTools-xx-xx.tar.gz)を展開した後に、コマンドラインを通じてインストールスクリプト(~/vmware-tools-distrib/vmware-install.pl)を実行する必要があります)。

↑未サポートながらも、ゲストOS拡張機能「VMware Tools」をインストール可能(クリックで拡大します)
※「VMware Tools」のインストール後には、タイムシンクロナイズ、ダイナミックレゾリューション等の諸機能が利用可能となりますが、現時点では動作しない(或いは動作しても適切に機能しない)機能も確認されていますので、本格的に利用される場合等には正式対応を待たれた方が良いかと思われます。尚、「TP 1 Build 646683」と「Linux Mint 13 LTS」の組み合わせにおいて、「Unity(ユニティ)」モードは未サポートとなっています(この場合の「Unity」は、VMwareによる「Unity」を指します)。
尚、「Linux Mint 13」では、デフォルトのデスクトップインターフェイスとして「GNOME 2」のフォーク「MATE」、或いはGNOMEシェルのフォーク「Cinnamon」を採用する2エディションが提供されています。当エントリでは「Cinnamon」エディションを選択していますが、「VMware Fusion 4.1.2 Build 683185(現行GA版)」ではLinux(ゲストOS)においてOpenGL等の3Dグラフィックスがサポートされていないため、仮想マシン上のゲストOSでアクセラレーションを要する「Cinnamon」を利用する事ができません(「MATE」は、2D環境においても利用可能)。しかしながら、当エントリにて採り上げている「VMware Fusion 2012 Technology Preview」では、新機能の一つとしてLinux(ゲストOS)におけるグラフィックスアクセラレーションに対応しているため、VMware仮想マシンにおいて「Cinnamon」を試用する事が可能となっています(グラフィックス要件を満たしていないシステムにおけるフォールバックモードは、2D環境にて利用可能な「GNOME Classic」が適用される事となります)。

↑「Linux Mint 13」における「Cinnamon」インターフェイス。「Mac OS X 10.7.4(ホストOS)」+「VMware Fusion 2012 Technology Preview 1 Build 646683」+「Linux Mint 13 LTS(Maya、ゲストOS)」(クリックで拡大します)
尚、Linux Mint teamからはUbuntuベースの他に、Debianをベースとした「LMDE(Linux Mint Debian Edition)」も提供されており、こちらは英国時間4月24日付にてリリースされた「LMDE 201204」が現時点における最新版となります。
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