この度リリースされた「Firefox 13.0(Release)」では、一連のテストリリースにおける成果が安定版にマージされる形となっており、主な特徴として以下の項目等が示されています(Ver.12.0.0からの主な変更点となります)。
- 新規タブを開いた時に、頻訪ページをサムネイルにて一覧表示可能に(Operaによるスピードダイヤルに相当)
- デフォルトのホームページから、ブックマーク、履歴、設定等に対して迅速にアクセス可能に
- 米Googleが提唱するネットワークプロトコル「SPDY」をデフォルトにて有効化(対応サイトにおけるブラウジングを高速化)
- リストアされたバックグラウンドのタブが、デフォルトにて読み込まれなくなるべくした変更を適用(起動の高速化等に貢献)
- スムーズスクロール機能をデフォルトにて有効化
- 主としてWeb開発者に向けた機能の改善。ページインスペクタ、HTMLパネル、スタイルインスペクタ、Scratchpad、スタイルエディタに対して、総じて72件の改善を適用
- 新たに「column-fill」CSSプロパティを実装
- 「ECMAScript 6」におけるMap/Set オブジェクトを試験的に実装
- 幾つかの安定性関連の問題を修正
- 幾つかのセキュリティ関連の問題を修正
- 「CSS3」における「background-position」プロパティの拡張構文をサポート
- 「:invalid」疑似クラスをformエレメントに適用可能に
- And many others...
また、当バージョン(Ver. 13.0.0)より、Windows版におけるシステム要件の一部が変更され、「Windows XP Service Pack 1」「Windows 2000」への対応が終了しています。Windows版は「Windows XP Service Pack 2」以降がサポート対象となりますので、御注意下さい。
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