Googleより「Google Chrome 19(Stable)」がリリース、タブ同期機能を実装

Googleより米国時間15日、Stableチャンネルを通じて、同社によるマルチプラットフォーム対応のWebブラウザ「Google Chrome」の最新安定版に相当する「Google Chrome 19.0.1084.46」がリリースされ、新たにタブの同期機能の実装等が行われています。 米国時間2月7日より、新たにAndroid版(Chrome for Android)のBeta公開も開始されている、Webブラウザ「Google Chrome」ですが、この度米国時間15日付にて同Webブラウザ(デスクトップ版)の最新安定版に相当する「Google Chrome 19.0.1084.46」がリリースされ、現在Stableチャンネルを通じて、Mac OS X、Windows、Linuxを対象としたバイナリパッケージ、及びIEプラグインの「Chrome Frame」が入手可能となっています(Mac OS X版 約38.6MB。これまでにStable/Betaチャンネルを通じて提供されていたビルドに対しては、自動更新経由でのプッシュも行われています)。

この度リリースされた「Google Chrome 19.0.1084.46(Stable)」では、既開タブを同一アカウントにてログインしている他システムのChromeにて開く事が可能なタブの同期機能(タブシンク)が追加されており、同期されたタブは、新規タブページに追加される「Other devices(その他のデバイス)」から参照可能となっています(同期されたタブには、履歴情報も付加。同機能は、「Android 4.0(Ice Cream Sandwich)」に向けて公開されているBeta版のタブも参照する事が可能となっています)。

また、従来まで独立したタブにて開いていた「History(履歴)」パネルが「Preferences(設定)」パネルに統合される等、インターフェイス関連の改善等も併せて行われています。

※一連のテストリリースにおける成果が安定版にマージされる形となっており、先のBeta版からは主としてセキュリティ関連の修正等が行われています(総じて18件の脆弱性が修正されています)。

その他にも「Google Chrome」関連では、米国時間15日付にてVer.20.0.1132.8がDevチャンネルを通じてリリースされており、同バージョンではJavaScriptエンジン「V8」のアップデート(V8 3.10.8.5)、及び安定性関連の改善等が行われています。

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