この度リリースされた「Google Chrome 19.0.1084.46(Stable)」では、既開タブを同一アカウントにてログインしている他システムのChromeにて開く事が可能なタブの同期機能(タブシンク)が追加されており、同期されたタブは、新規タブページに追加される「Other devices(その他のデバイス)」から参照可能となっています(同期されたタブには、履歴情報も付加。同機能は、「Android 4.0(Ice Cream Sandwich)」に向けて公開されているBeta版のタブも参照する事が可能となっています)。
また、従来まで独立したタブにて開いていた「History(履歴)」パネルが「Preferences(設定)」パネルに統合される等、インターフェイス関連の改善等も併せて行われています。
※一連のテストリリースにおける成果が安定版にマージされる形となっており、先のBeta版からは主としてセキュリティ関連の修正等が行われています(総じて18件の脆弱性が修正されています)。
その他にも「Google Chrome」関連では、米国時間15日付にてVer.20.0.1132.8がDevチャンネルを通じてリリースされており、同バージョンではJavaScriptエンジン「V8」のアップデート(V8 3.10.8.5)、及び安定性関連の改善等が行われています。
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