Apple、ADC Select/Premierメンバーシップに「Mac OS X 10.5 Leopard Build 9A283」を配布

MacRumorsより米国時間12日、Apple ComputerによるADC Select/Premierメンバーシップに対する「Mac OS X 10.5 Leopard Build 9A283」の配布を伝える記事が掲載されています。 上記LinkのMacRumorsによると、Appleは現在、開発者達に対して「Mac OS X 10.5 Leopard」における新たなバージョンをシードしているとの事。Appleは最初、8月に開催された「WWDC(Worldwide Developers Conference) 2006」においてMac OS X 10.5 Leopardに関するプレビュー等を行い、同ビルドはその後「Apple Developer Connection」における開発者に対してシードされ、9月に行われたマイナーオンラインラインアップデートにおいて「build 9A241e」を齎すに至ったと伝えられています。

今回のアップデート(「build 9A283」)はADC Select/Premierメンバーシップのみが利用可能とされており、WWDC 2006におけるシードからの主な変更点が以下のように記されています。
  • システム、及びアプリケーションに対するアクセス制限、コンテンツフィルタの調節、curfewsの実施等をユーザに許可した、新たな「Parental Controls」環境設定ペイン
  • iCalにおける大幅なユーザインターフェイスの変更
  • スクリーン上におけるアイテム位置を明示するための3D audio cuesを含む「VoiceOver screen reader」
  • プリントパネルにおける「Live Previews」
  • 「Preview」における基本編集のサポート
  • 「headphone/lineout jack」経由のオーディオにおける通常音量での再生
  • 「Input Method Frameworks」におけるアップデート
  • 「AddressBook」におけるグループ、及びサブグループが「Time Machine」によってリストア可能に

Spotlight

  • Quick Lookにおける「PDF」「HTML」「Web Archives」「Text」「QuickTime movies」「sound」のサポート
  • 「Time Machine snapshots」がSpotlightを通じて検索可能に

iChat

  • 「iChat Theater mode」において「Spotlight Previews」がストリーム可能に
  • 「Background video effect」が置換可能に
上記リストはMacRumors.comよりLinkされているInsanelyMac Forumの一部も参照しております(英語の情報ではありますが、既知の問題点等も記されています)。

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