Googleより「Google Chrome 17(Stable)」がリリース、プリレンダリングに対応 etc...

Googleより米国時間8日、Stableチャンネルを通じて、同社によるマルチプラットフォーム対応のWebブラウザ「Google Chrome」の最新安定版に相当する「Google Chrome 17.0.963.46」がリリースされ、新たにWebページの先読み機能の実装等が行われています。 米国時間7日より、新たにAndroid版(Chrome for Android)のBeta公開が開始されている、Webブラウザ「Google Chrome」ですが、この度米国時間8日付にて同Webブラウザ(デスクトップ版)の最新安定版に相当する「Google Chrome 17.0.963.46」がリリースされ、現在Stableチャンネルを通じて、Mac OS X、Windows、Linuxを対象としたバイナリパッケージ、及びIEプラグインの「Chrome Frame」が入手可能となっています(Mac OS X版 約37.6MB。これまでにStable/Betaチャンネルを通じて提供されていたビルドに対しては、自動更新経由でのプッシュも行われています)。

この度リリースされた「Google Chrome 17.0.963.46(Stable)」では、オムニボックスで補完されるURLのWebページをバックグラウンドにてプリレンダリング可能な先読み機能が実装された他、セキュリティ関連の機能強化として、マルウェアのダウンロード防止機能が実装されています(既知のマルウェアのリストによるチェックに加えて、実行ファイル(「.exe」「.msi」等)のチェックも行われ、ホワイトリストにマッチしない場合には、アクセスしたサイトが多数のマルウェアをホストしているサイトではないか、Googleによる更なる情報を参照すべくした機能を実装)。

※一連のテストリリースにおける成果が安定版にマージされる形となっており、先のBeta版からは主としてセキュリティ関連の修正等が行われています(総じて20件の脆弱性が修正され、深刻度の内訳は、「Critical」が1件、「High」が8件、「Mdedium」が5件、「Low」が6件となっています)。

その他にも「Google Chrome」関連では、米国時間9日付にてVer.18.0.1025.11がBetaチャンネルを通じてリリースされており、同バージョンでは機能改善(「canvas」タグを活用した2Dコンテンツをレンダリングする場合の、GPUによるアクセラレーションの有効化等)、及び安定性関連の改善等が行われています。

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