「Linux Mint 12」における「MATE」インターフェイス(VMware Fusion 4.1)

以前のエントリにて、愛Linux Mint teamによるLinuxディストリビューション「Linux Mint 12(Lisa)」のインストールプロセス等を採り上げてみましたが、今回は同オペレーティングシステムに向けて提供されているデスクトップインターフェイスの一つ「MATE」に関して、その概要等を簡単に纏めてみたいと思います。

※前回と同様に、Mac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」を用いて実践しています。使用した環境は「Mac OS X 10.6.8(ホストOS)」+「VMware Fusion 4.1.1 Build 536016」+「Linux Mint 12(ゲストOS)」となります。

英国時間2011年11月26日付にてリリースされた「Linux Mint 12」では、GNOMEシェルに対する拡張機能として「MGSE(Mint GNOME Shell Extensions)」が提供されていますが、グラフィックス要件を満たしていないシステムでは「MGSE」を利用する事ができません(現時点(当エントリ投稿時点)では、VMware仮想マシンもこれに該当します)。この場合にはフォールバックモードとして、同拡張機能の全てのコンポーネントが無効化された「GNOME 3」標準のインターフェイスが適用される事となりますが、Lisaには上記の他にも、「GNOME 2」のフォークとして「MATE」も提供されており、DVDエディションには同インターフェイスが標準で含まれている他、CDエディションでは、パッケージ管理システム「APT(Advanced Packaging Tool)」からメタパッケージM3(mint-meta-mate)をインストールする事によって導入可能となっています(UbuntuではVer.11.10より、APTのGUIフロントエンド「Synaptic Package Manager(Synapticパッケージマネージャ)」がバンドルアプリケーションから外れていますが、「Linux Mint 12」では同パッケージマネージャが標準で含まれています(「Ubuntu 11.10(Oneiric Ocelot)」では「Ubuntu Software Center(Ubuntuソフトウェアセンター)」等を通じて入手可能))。

「MATE」がインストールされているシステムでは、ログイン画面から呼び出し可能なセッションリストに項目が表示される事となります。
リストから「MATE」を選択
↑ログイン画面におけるセッションリストから、最下段の「MATE」を選択してログイン(クリックで拡大します)

「Linux Mint」における「MATE」
↑「Linux Mint 12」における「MATE」インターフェイス。「MATE」ではデフォルトの設定でフォントのスムージングが無効化されていますが、「Control Center」における「Personal」カテゴリから「Appearance」>「Font」に進み、「Rendering」セクションにおいて「Subpixel smoothing(LCDs)」を選択する事によって、スムージングを有効化する事が可能です(Ver.11(Katya)に近い外観を得る事ができます)。上のスクリーンショットは、スムージングが有効化された状態です(クリックで拡大します)

Linux(ゲストOS)を対象としたゲストOS拡張機能「VMware Tools」は、Linuxカーネルに対してカーネルモジュールとして組み込まれるため、事前にGNOMEサイドに「VMware Tools」がインストールされている環境では、MATEサイドに別途にインストールする必要はありません。「Unity(ユニティ)」モードやダイナミックレゾリューション等、同ツールが提供する各種の機能がそのまま利用可能となります(この場合の「Unity」は、VMwareによる「Unity」を指します)。

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