Apple、「MacBook」ラインにNANDフラッシュを採用か?

AppleInsiderより米国時間28日、「MacBook」ラインアップにおけるNANDフラッシュメモリ採用の如何に言及したインサイダ情報が掲載されています。 上記LinkのAppleInsiderによると、Intel Corporationによる次世代ノートブックプラットフォームに対するNANDフラッシュメモリ組込の計画は、Apple ComputerのようなPC製造業者に対して、より長いバッテリ駆動時間を維持しつつも、幾つかのオペレーションに2倍高速なパフォーマンスを与えるようなシステムの開発を可能にするであろうとの事。3月に開催されたDeveloper ForumにおいてIntelは、来年上半期リリース予定とされる「Santa Rosa notebook platform」における特徴としてそれらの技術を追加する計画等を示しており、殆ど瞬時とも評されるPC起動時間を主要な恩恵として提供するであろうと伝えられているそうです。

同フォーラムにおいてIntel mobility chief,Sean Maloney氏より、フラッシュメモリを256MB搭載したPCと、同メモリ未搭載のPCによるブートに関するデモンストレーションが行われた際、フラッシュメモリ搭載PCが(未搭載のPCに対して)約半分の時間にて起動していたとの事。同氏によると、その技術は256MB以上のフラッシュバッファを扱う事が可能であり、Hard Disk Driveの代わりにフラッシュメモリからOperating System全体を稼働させるだけのポテンシャルも秘められているとされ、丁度NANDフラッシュのコストが下落してきているといった事も述べられていたそうです。

そして、AppleはSanta Rosa platformを採用予定とするPC製造業者の一つとして名を連ねていないにも拘らず、次世代MacBookラインにおいてNANDフラッシュを実装するべく、Intelエンジニアと共に緊密な作業を進行中であるとの事。情報筋によると、Appleは世界におけるNAND5大サプライヤとの現在の協定等を考慮した際には、その技術の採用予定を明白にしているPC産業中でもベストポジションを占める企業の一つとして位置付けられているそうです。

また、今週開催された「Intel Developer Forum」において、Intel chief executive,Paul Otellini氏からは、Santa RosaとNAND搭載ノートブックPCにおける幾つかのベンチマークの提示に関して語られており、今後ユーザはより高速な起動時間や2倍速とされるアプリケーションのロード時間、或いはハイバネーションからのシステム復帰に要する時間が半分に短縮される等のパフォーマンスが期待可能であると述べられていたそうです。また同氏からは、来年リリース予定とされるSanta Rosa platformには早期にもマザーボード上にNANDフラッシュが搭載されるであろうとの見解も示され、それらはノートブックにおけるパフォーマンスとバッテリ駆動時間において重大な改善をもたらすであろうとの事。本質的にNANDフラッシュは頻繁なデータアクセスが発生した際に、Hard Disk Driveよりむしろ自身にバッファキャッシュを保存する事ができるような動作を示し、これは同媒体がメインメモリやマイクロプロセッサとしてより適した仕様を有している事を意味するとも述べられていたそうです。

そして2007年における次世代ノートブックの船出前に、Appleは本年中にもmobile Core 2 Duo(コードネームMerom)プロセッサ採用と共に、MacBookラインをリフレッシュするであろうとの事。昨今の動向からしてNANDフラッシュ搭載のMacintoshも、そう遠くない未来に実現可能ではないかと思われるものの、対象機種がMacBookになるかどうかは何とも微妙ですね。個人的にはiPodとMacBook Whiteの中間に位置する、全く新たなラインアップの登場にも期待したいと考える次第です。


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