Mozillaより「Firefox 8(Release)」がリリース、Twiiter検索を追加 etc...

Mozilla Foundationより米国時間8日、Releaseチャンネルを通じて、同団体によるマルチプラットフォーム対応のオープンソースWebブラウザ「Firefox」の最新安定版に相当する「Firefox 8.0」がリリースされ、新たにTwiiter検索の追加等が行われています。 リリーススケジュールや開発チャンネルの見直し等に伴い、短周期での高速リリースサイクルに取り組んでいるオープンソースWebブラウザ「Firefox」ですが、この度米国時間8日付にて同Webブラウザの最新安定版に相当する「Firefox 8.0」がリリースされ、現在Mozilla Foundationによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデータを通じて、Mac OS X、Windows、Linuxを対象とした日本語含む83言語に対応したバイナリパッケージが入手可能となっています(Mac OS X版 約29.5MB)。

この度リリースされた「Firefox 8.0(Release)」では、一連のテストリリースにおける成果が安定版にマージされる形となっており、主な特徴として以下の項目等が示されています(Ver.7.0.1からの主な変更点となります)。
  • サードパーティプログラムによってインストールされたアドオンが、デフォルトにて無効化されるへくした変更を適用
  • 以前にインストールされたアドオンを管理するための、ワンタイムアドオン選択ダイアログを追加
  • 日本語含む一部の言語版の検索バーに対してTwiiterを追加(今後の版にて対応言語を追加予定)
  • タブの選択時に読み込みを開始するためのプリファレンスを追加(「Firefox」>「Preferences...(環境設定)」>「一般」>「タブが選択されるまでページを読み込まない」)。セッションリストア時における起動時間の短縮等に貢献
  • <video> <audio>エレメントを使用した場合の、パフォーマンス、及びメモリのハンドリングを改善
  • Webブラウザに向けた3Dグラフィックスレンダリングの標準規格「WebGL」におけるクロスドメインテクスチャにむて、「CORS(Cross-Origin Requests)」のサポートを追加
  • 「HTML5」コンテキストメニューに対するサポートを追加
  • 新たに「insertAdjacentHTML」に対するサポートを追加
  • 多数の言語に向けてCSSハイフンのサポートを改善
  • WebSocketのサポートを改善
  • 幾つかの安定性関連の問題を修正
  • 幾つかのセキュリティ関連の問題を修正
  • And many others...
その他にもMozillaからは、同日付にて旧版を対象としたメンテナンスアップデートに相当する「Firefox 3.6.24」もリリースされており、同バージョンではセキュリティ、及び安定性関連の修正等が行われています。

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