Googleより「Google Chrome 15(Stable)」がリリース

Googleより米国時間25日、Stableチャンネルを通じて、同社によるマルチプラットフォーム対応のWebブラウザ「Google Chrome」の最新安定版に相当する「Google Chrome 15.0.874.102」がリリースされています。 積極的なリリーススケジュールや独創的なコンセプトの創出等により、Net Applications等によって調査されているマーケットシェアにおいて力強い成長を継続しているWebブラウザ「Google Chrome」ですが、この度米国時間25日付にて同Webブラウザの最新安定版に相当する「Google Chrome 15.0.874.102」がリリースされ、現在Stableチャンネルを通じて、Mac OS X、Windows、Linuxを対象としたバイナリパッケージ、及びIEプラグインの「Chrome Frame」が入手可能となっています(Mac OS X版 約34.9MB。これまでにStable/Betaチャンネルを通じて提供されていたビルドに対しては、自動更新経由でのプッシュも行われています)。

この度リリースされた「Google Chrome 15.0.874.102(Stable)」では、新規タブ作成時に表示される「New Tab(新しいタブ)」ページのリデザインが行われており、従来まで同一ページに纏められていたWebアプリケーション(Chrome Web Store)と頻訪リンク(Most Visited(よくアクセスするページ))が、各々独立したセクションに分割されてるべくした変更等が行われています(「Recently closed(最近閉じたタブ)」はページの右下に移動)。セクションの切り替えはページ下部のナビゲーションを通じて実行可能となっている他、ページのドラッグ、スワイプにも対応。アプリケーションセクションでは、アイコンの並べ替えや削除、及びセクションの追加、ラベル付けによる分類等も可能となっています(削除する場合には、サムネイルをクリックして表示されるゴミ箱にドラッグアンドドロップ)。

その他にも、拡張機能の管理画面がプリファレンス(「Google Chrome」>「Preferences...(環境設定...)」>「Extensions(拡張機能)」)項目に移動される等、一連のテストリリースにおける成果が安定版にマージされる形となっており、先のBeta版からは主としてセキュリティ関連の修正等が行われています。

その他にも「Google Chrome」関連では、米国時間20日付にてVer.16.0.912.4がDevチャンネルを通じてリリースされており、同バージョンではJavaScriptエンジン「V8」のアップデート(V8 3.6.6.5)、及び安定性関連の改善等が行われています。

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