Apple、GoogleのEric Schmidt,CEOを取締役に選出

Apple Computerより米国時間29日、同社取締役会議において、Googleの会長兼CEOであるEric Schmidt氏（Dr.）が取締役に選任された事が発表されているようです。

• Google CEO Dr. Eric Schmidt Joins Apple’s Board of Directors
• アップル、グーグルCEOのシュミット氏を取締役に選出 - CNET Japan

今回の決定に関してApple Computer,Steve Jobs,CEOからは「EricはGoogleのCEOとして傑出した仕事をしており、Apple取締役会のメンバとして大いに貢献してくれるものと期待しています。Apple同様、Googleもイノベーション（技術革新）を非常に重要視する会社であり、Ericの洞察力と経験は、今後のAppleを考える上で非常な価値を持つことになるでしょう」とのコメントが寄せられ、一方のSchmidt氏からも「Appleは私が世界で最も賞賛する会社の一つです。これからSteveやAppleの他の取締役と共に仕事をし、Appleが行なっている多くの素晴らしい業務をお手伝いさせていただけることを本当に楽しみにしています」との見解が示されているとの事。これにより、現在のAppleの取締役には、

• Steve Jobs
• Eric Schmidt
• Albert Gore Jr.（アル・ゴア）元副大統領
• Millard Drexler（J.Crew）
• Bill Campbell（Intuit）
• Arthur D. Levinson（Genentech）

※何れも敬称略

等が名を連ねる事になるそうです。

事業内容の根本的な資質が違うとはいえ、Steveの発言に見られる「innovation」というキーワードで結びつく両社の融合は、それぞれのユーザならずとも、大きな期待を持って受け入れられる事でしょう。近い将来、彼らによってもたらされるであろう革新的事業に、大きな期待を膨らまさずにはいられません。