「WWDC 2006」において「Mac OS X Server 10.5 Leopard」が発表

Apple Computerより米国時間7日、「WWDC(Worldwide Developers Conference) 2006」において「Mac OS X Server 10.5 Leopard」が発表されています。 AppleにおけるServer solutionの一つとしてその動向が注目されていた「Mac OS X Server 10.5 Leopard」がWWDC 2006において発表され、Client版同様、2007年春における正式リリースが予定されていると伝えられています。公表されている主な仕様は以下の通り。
  • 「Server Assistant」や「Server Preferences」による、技術的知識を有さないユーザに対する容易な設定、管理環境の提供
  • 64bit Native Server Application(コアサービスとなる「Apache 2」「MySQL 5」「Postfix」「Cyrus」「iChat Server」「QuickTime Streaming Server」等)により、64bitコンピューティングによって増強されたハードウェア性能、処理能力等を効率的に利用可能
  • ユーザ、グループ間におけるカレンダ共有、ミーティング日程の調整、各種リソースの予約、イベントプランニング等を容易とする「iCal Server」
  • チーム間における共有Webサイトを通じた情報作成、共有を容易とし、Webブラウザによるチーム間共有リソースへのアクセスを可能とする「wiki Server」
  • 各種ファイルやプロジェクト等をワークグループにて共有するために設計され、Leopard Clientからの利用により、ネットワーク内共有ボリュームに対する高速検索を実現する「Spotlight Server」
  • コンテンツ記録を容易にし、自動的なサーバアップロード、Podcast変換を可能とする「Podcast Producer」
  • 「Xsan」との併用にて高い可用性と信頼性を実現する「Mail Clustering」
  • 「Google Talk」「XMPP」等との相互運用に対応する「iChat Server 2」
  • 3GPP Release 6のビットレートに適合し、携帯電話に対するスムーズなストリーム配信を実現する「QuickTime Streaming Server 6」
  • 外部攻撃の状況を事前監視し、ホスト単位でのサーバ接続を遮断可能な「Adaptive Firewall」
  • 専用コントローラ不要にて分散コンピューティング環境を実現する「Xgrid 2」の「GridAnywhere」
  • 任意時点において利用可能な最高速CPUに対してジョブ分配を優先する「Scoreboard」
その他、「Mac OS X 10.5 Leopard Client」を自動構成し、サーバの全基本機能を利用可能とするClient設定の自動化機能等が搭載されるとの事。64bit Native仕様となっていますが、32bit完全互換となっているため、32bit、64bitアプリケーションを同時にネイティブ動作させる事が可能とされています。

また、iCal ServerはClient版Leopard同様、標準技術「CalDAV」に対応するため、Client版Leopard標準の「iCal 3」や「Mozilla Sunbird」「OSAF Chandler」「Microsoft Outlook」等の主要プログラムとの相互運用が可能であるとの事。XgridによるPodcast Producerとの併用にて、ネットワーク内における任意のMacintoshの、映像エンコーディングでの利用もサポートされ、Podcastをインターネット経由にて配信、或いはQuickTime Streaming Serverからワイヤレスネットワークを通じた、マルチメディア対応携帯電話への配信等も可能としているようです。


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