- 最高3.0GHzにて動作する2基の「64bit Dual-core Xeon 5100プロセッサ」を搭載(標準構成:2.66GHz)
- 各プロセッサは4MB共用L2キャッシュと、独立した1.33GHz FSBを搭載
- 667MHz DDR2 ECC Fully Buffered DIMMを搭載し、256bit幅のメモリアーキテクチャを保持(8つのメモリスロットに最大16GBまで拡張可能、標準構成:1GB)
- 490万種類以上(4,976,640)の構成を実現するBTOオプションを利用可能
- 最高500GB Serial ATA HDD*4基(3Gbps、7,200rpm)をケーブルレスにて直接本体内に搭載可能。合計2TBの内蔵ストレージを実現(Macintoshでは過去最大、標準構成:250GB)
- 光学式ドライブベイ*2(標準構成:2層記録対応16倍速SuperDrive(DVD+R DL/DVD±RW/CD-RW))
- フルレングスPCI Express拡張スロット*3、ダブルワイドPCI Expressグラフィックスロット*1。2倍幅のグラフィックカードを隣接するスロットに搭載可能(一度に8台のディスプレイが接続可能)
- フロントパネルにFireWire 800*1、FireWire 400*1、USB 2.0*2
- バックパネルにFireWire 800*1、FireWire 400*1、USB 2.0*3
- Gigabit Ethernet*2、光デジタルオーディオ入出力*1、アナログオーディオ入出力*1
- オプションにて「AirMac Extreme」「Bluetooth 2.0+EDR」を内蔵可能
- 256MB GDDR2 SDRAMを搭載した「NVIDIA GeForce 7300 GT」標準搭載
- BTOオプションにて「ATI Radeon X1900 XT」「NVIDIA Quadro FX 4500」(共に512MBのVRAMを搭載)が選択可能
- Mac OS X 10.4.7プリインストール
- 「Mighty Mouse」「Apple Keyboard」付属
尚、新しいMac Proは、Apple Store(オンライン)、Apple Retail Store、及びアップル製品取扱販売店を通じて、標準構成メーカ希望小売価格319,800円(税込)にて8月8日より順次販売されるとの事(現時点における日本での出荷予定日は1~3営業日)。その他、詳細な技術仕様が以下の公式ページにて掲載されています。 尚、今回のMac Proと、後のエントリにて紹介予定の「Xserve」発表により、Macintoshファミリ全ラインアップが約7ヶ月(210日)の期間にてIntelプロセッサへの移行を完了した事となるわけですが、当初の予定を大幅に上回った今回の迅速な移行プロセスは、的確な戦略の元に成し遂げられたと考えられるのではないでしょうか。本当の意味で成功であったかを判断するのは数年先の事になるかと思われますが、MacBookを除く全機種において大幅な筐体変更を行わず、機能面やシームレスなプロセスを重視させた判断には賛否両論唱えられるでしょうが、個人的にはAppleの判断を支持したいと考えております。
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