スパイウエア、マルウェア対策プロジェクトとして活動しているStopBadware.orgより米国時間4日、Googleによる検索サービスにおいて、不正プログラムを配布していたり、悪質なコードが含まれているWebサイトに対して警告を発する機能が追加された事が発表されているようです。
今回新たに追加された機能では、Googleユーザが検索結果経由にて訪れようとしているWebサイトが、StopBadware.orgによって不正プログラムを配布していたり、悪質なコードが含まれている可能性があると判定された際に、ポップアップを表示して警告を発する事が可能になっているの事。警告ウインドウはStopBadware.orgの
一般警告ページにリダイレクトされており、当該サイトについてStopBadware.orgの調査が完了している場合には、以下のLinkに例示されるような個別の報告ページが表示されるそうです(調査完了次第、随時個別の詳細情報ページにシフトしていくそうです)。
尚、割り込み表示されるウインドウでは、
- 検索ページに戻って別の検索結果を選択する
- 新たに検索を実行する
- そのまま悪質と思しきサイトに移動する
かの、何れかのアクションが選択可能であるとの事。StopBadware.orgでは、不正プログラムをばらまいて儲けている企業を特定して名前を公表する他、ソフトウエア開発者向けの原則の提供等に尽力しているとされており、活動支援者の一人である米ハーバード大学法学大学院のJohn Palfrey教授からは、
「(悪質なサイトへアクセス)するなとは言わない。基本的には、使っているコンピュータで起こり得る問題について情報を提供するだけである」(冒頭LinkのCNET Japanより)
との活動主旨も述べられており、更なるデータベース拡充を目的として、
専用ページよりユーザからの情報提供も広く受け付けているそうです。
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