Parallels、「Parallels Workstation 6 Extreme」を発表

Parallelsより米国時間9日、Parallels Consumer Tech Blog等を通じて、同社によるWindows/Linuxベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Workstation Extreme」のアップグレードリリースに相当する「Parallels Workstation 6 Extreme」が発表されています。 I/O仮想化支援「Intel VT-d(Intel Virtualization Technology for Directed I/O)」をサポートするデスクトップワークステーションとして、Parallelsによる仮想化ソリューションの一翼を担う「Parallels Workstation Extreme」ですが、この度米国時間9日付にて同仮想化ソフトウェアのアップグレードリリースに相当する「Parallels Workstation 6 Extreme」の正式発表が行われ、現在Parallels Consumer Tech Blog(公式ブログ)等を通じて機能の概要、及びアップグレード要件等がアナウンスされています。

この度発表された「Parallels Workstation 6 Extreme」における主な特徴として以下の項目等が示されています(Ver.4.0からの主な変更点となります。尚、Parallelsによる各種の仮想化ソフトウェアには、ベーステクノロジに準じたバージョンナンバが付されるため、「Workstation Extreme」においてVer.5.0は存在しません)。
  • 「Parallels FastLane」アーキテクチャをアップグレードし、CPU仮想化支援「Intel VT-x2(Intel Virtualization Technology Generation 2)」をサポート(「Intel EPT(Intel Extended Page Tables)」「Intel FlexPriority」「Intel VPID(Intel Virtual Processor ID)」に対応)
  • KVMパラバーチャライゼーションにより、対応するLinux(ゲストOS)のパフォーマンスを向上
  • 仮想マシンのパフォーマンスを改善すべくして、仮想マシンプロセス(prl_vm_app)を64bit化(1GB以上のRAM容量が割り当てられた仮想マシンにおいて特に有意)
  • 仮想CPUにおいて「NX bit(No eXecute bit)」をサポート(Windows(ゲストOS)において「DEP(Data Execution Prevention)」を有効化可能に)
  • 仮想マシン間における各種の共有機能(ファイル共有、クリップボード共有等)、ドラッグアンドドロップ、及びホストOSとのアプリケーション共有等を改善
  • iOSベースのリモートクライアント「Parallels Mobile」からのリモートアクセスに対応。iPad、iPhone、iPod touchから仮想マシン、及びゲストOS(ゲストOSアプリケーション)をリモートコントロール可能に(App Storeから入手可能)
  • コマンドラインインターフェイスを通じた各種のリモートマネジメント機能を強化、改善
  • 幾つかの新たなデバイス(USBオーディオコントローラ、10GBネットワークインターフェイスカード、及びISI(Inter Symbol Interference)、SAS(Serial Attached SCSI)、SATA(Serial ATA)コントローラ)を対象としてダイレクトアサイン機能を拡張
  • And many others...
リリース当初はHP Workstationチャネルを通じたCTOソリューションとして提供されていた「Parallels Workstation Extreme」ですが、現在ではParallelsによるオンラインストア等を通じてアプリケーション単体でも入手可能となっています(「Intel VT-d」のサポート等に伴いハードウェア要件が限定された形となっていますので、導入を検討される方等は事前に確認される事をお勧め致します)。


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