Adobeより「Adobe Lightroom Beta 1.0 for Windows」がリリース

Adobe Systemsより米国時間18日、ポストプロダクションツール「Adobe Lightroom Beta 1.0 for Windows」がリリースされています。 Appleのポストプロダクションツール「Aperture」に対する競合アプリケーションとしても認知されているAdobe Lightroomが、既にBeta 3までリリースされ、3,000人以上のBeta Testerを抱えているとされるMac OS X版に加え、新たにWindows版を「Adobe Labs」にてリリース。主なシステム条件として、
  • Windows XP SP2
  • 「Intel Pentium 4」以上のCPU
  • 768MB(1GB推奨)以上のRAM
  • 1GB以上のHDDスペース
  • 1024*768以上のディスプレイ
等が挙げられており、Mac OS X版Beta 3とほぼ同等の機能セットを実装しているとされていますが、現時点ではWindows版で未サポートとなっている機能(Mac OS Xにのみ搭載されている機能)も幾つか存在するとの事。それらの機能は以下の通り。
  • Web用のテンプレート書き出しモジュール
  • 利用者の名前を表示可能な「Identity」パレット
  • 写真以外のUI部分の明度を調整可能な「Lights Out」機能
  • カメラやメモリカード上のファイルをインポートするための自動ファイル探知機能
  • スライドショー用音楽
  • 印刷用カラーマネジメントの最適化
  • High ASCII、及び2byte文字のサポート
最終リリースまでには両プラットフォーム版で同一機能を提供する予定とされており、6月に買収したPixmantecのRAW画像処理技術をLightroomに組み込む計画も明らかにされているようです。

尚、ダウンロードにはAdobe ID(無料)が必要とされており、インストーラはMSI形式にて提供。ダウンロードサイズはアプリケーションのみで6.9MB、サンプルコンテンツ付で113.7MBとなっています。また製品版(英語版)のリリースは、2006年中を予定され、現時点で価格や製品版における動作環境は未定とされています。

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