VMwareより「VMware vCenter Converter 5.0 Beta 1 Build 423089」がリリース

米EMC傘下のVMwareより米国時間6日、開発過程にある同社による次世代マイグレーションツール「VMware vCenter Converter 5.0」の最新Beta版に相当する「VMware vCenter Converter Standalone 5.0 Beta 1 Build 423089」がリリースされています。

VMwareによるP2V(Physical to Virtual)/V2V(Virtual to Virtual)マイグレーションツールとして広範なプラットフォームをサポートする「VMware vCenter Converter」ですが、この度米国時間6日付にて開発過程にある次世代版「VMware vCenter Converter 5.0」の最新Beta版(パブリックベータ)に相当する「VMware vCenter Converter Standalone 5.0 Beta 1 Build 423089」がリリースされ、現在VMware Communitiesを通じて英語版のバイナリパッケージが入手可能となっています(exe 119.7MB)。

この度リリースされた「VMware vCenter Converter Standalone 5.0 Beta 1 Build 423089」における主な特徴として以下の項目等が示されています(現行GA版「4.3 Build 292238」からの主な変更点となります)。
  • Linuxのコンバート時に、ソースマシンにおけるLVM(Logical Volume Manager、論理ボリュームマネージャ)構成を保持する事が可能に
  • 同期機能の強化。変換ジョブにおける同期タスクのスケジューリング、及び同期タスクの複数実行に向けたオプションを提供
  • ディスク、パーティションのアライメント、及びクラスタサイズの変更を最適化
  • ソースマシン、及びサーバ間において変換データを暗号化可能に
  • And many others...
既知の問題点を含むその他の詳細(主なシステム要件やサポート対象となるソースマシン、デスティネーション仮想マシン(デスティネーションターゲット)、及びゲストOSのリスト等)がリリースノート、及びVMware Communities等を通じて確認可能となっています。尚、「VMware vCenter Converter」は、米国時間2010年8月31日付にてリリースされた「4.3 Build 292238」よりLinuxインストレーションのサポートが終了しており、以降はWindows版のみのリリースとなっています。

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