この度リリースされた「Google Chrome 12.0.742.91(Stable)」における主な特徴として以下の項目等が示されています(Ver.11.0.696.77からの主な変更点となります)。
- グラフィックス関連の改善。GPUを活用したハードウエアアクセラレーションによる3D CSSに対応(CSS 3D Transforms)
- セキュリティ関連の強化としてセーフブラウジング機能を改善。マルウェア等の悪質なファイルをダウンロードしようとした場合に、警告が発せられるべくした改善を適用(URLやダウンロードファイルに関する情報を取得する事なくして警告を発する事が可能)
- プリファレンスパネルを通じて「Adobe Flash Player」による「Flash Cookie」を削除可能に(「Preferences(オプション)」>「Under the Hood(高度な設定)」>「Privacy(プライバシー)」>「Clear Browsing Data(閲覧履歴の消去)」>「Delete cokkies and other site and plug-in data(Cokkieと他のサイトやプラグインのデータを削除する)」)
- Omnibox(オムニボックス)を通じてWebアプリケーションを検索起動可能に
- 同期機能の設定を個人設定ページに統合(「Preferences(オプション)」>「Personal Stuff(個人設定)」)
- スクリーンリーダのサポートを改善
- 「command」+「Q」キーコンビネーション(終了)を使用した際に、警告が発せられるべくした変更を適用(Mac OS X版)
- 「HTML5」への移行を主目的として、ローカルストレージ「Google Gears」を除去
- And many others...
その他にも「Google Chrome」関連では、米国時間8日付にてVer.13.0.782.13がDevチャンネルを通じてリリースされており、同バージョンではユーザインターフェイス、及び安定性関連の改善等が行われています(現時点においてMac OS X版は「Mac OS X 10.5.6(Intel)」以降が対象となります)。
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