- ユーザインタフェースの簡素化
- 高解像度の衛星画像インデックスを約4倍に拡充
- 3Dデザインソフトウェア「SketchUp」を利用した、リアルで精細な3D表示のサポート(「Google 3D Warehouse」)
- Mac OS X 10.3 and Later
- 400MHz以上のPowerPC G4プロセッサ、またはIntel CoreDuoプロセッサ
- 128MB以上のRAM
- 80MB以上のHDD空き容量
- OpenGL互換のビデオカード
現時点でGoogle Earthのデータベースは同アプリケーションのみの利用に留められていますが、今後は「Google Maps」からのアクセスもサポートされる予定であるとの事。ITmediaに掲載されているスクリーンショットにおけるGoogle本社のプールのリアルな表示が何気に印象的。
尚、今回のバージョンより従来までの「Windows」「Mac OS X」に加えて「Linux」にも正式対応し、Mac OS X版はUniversal Binaryにて提供。フランス、イタリア、ドイツ、スペイン各国語のローカライズ版が導入された他、日本語メニューにも対応し、漢字による地名検索やローカルサーチが一部利用可能になっているとの事(完全なローカライズではないため、レイヤ情報等で不十分な箇所も残る)。Google Mapsと「Google Maps API」も同時にアップデートされ、Google Mapsではアプリケーション間で地理情報を交換するための「KML(Keyhole Markup Language)」表示もサポートし、Google Earthにて作成されたデータをWebブラウザで表示する事を可能としているそうです。
その他「Google Maps for Enterprise」では、企業ニーズに対応した有料ライセンスとサポートを提供し、Webサイトや社内アプリケーションに対するGoogle Mapsの組み込みを支援していくとの事。世界各地の3万人以上の開発者によってGoogle EarthのAPIが利用されており、同アプリケーションのダウンロード数はおよそ1億件に達しているといった事等も公表され、全体的に何ともGoogleらしいスケールの大きなプレスリリースとなったようです。
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