「Parallels Desktop 6 for Mac」「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」間における互換性問題と対処法

Mac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」を対象としたアップグレードリリースとしてグラフィックスパフォーマンス等が高い評価を受けている「Parallels Desktop 6 for Mac」ですが、米国時間2010年12月22日付にてリリースされた現行GA版「Build 11992」(或いは一つ前の「Build 11990」)において、「Mac OS X 10.6.6」(或いはVer.10.6.5)との間に互換性問題が確認されていると伝えられています。問題の概要、及び現時点における暫定的な対処方法等がPTN(Parallels Technology Network)を通じて告知されていますので、当エントリではその内容等を簡単に纏めてみたいと思います。 冒頭Linkのナレッジベースドキュメントでは、メモリマネジメントに関連した問題に起因して、一部特定環境下において仮想マシンの安定性が損なわれる(或いは特定構成下においては仮想マシンの破損が引き起こされる)ケースが確認されていると伝えられています。当該問題は「Mac OS X 10.6.6」「Mac OS X 10.6.5」(何れもホストOS)上で「Parallels Desktop 6 for Mac Build 11992」「Parallels Desktop 6 for Mac Build 11990」を利用し、そこで運用される以下の条件を満たした仮想マシンにおいて発生し得ると伝えられています。
  • 4コア以上の仮想CPUコア、及び4GB以上のRAM容量が割り当てられた仮想マシンの動作時
  • 外部ストレージ(USB、或いはLANストレージ等)に保存された仮想マシンの動作時
Parallelsでは現在、当該問題の解決に向けてAppleと共に取り組んでいると伝えられており、現時点(修正版がリリースされるまでの間)における暫定的な対処方法として以下のソリューションが紹介されています。
  1. 対象となる仮想マシン(ゲストOS)がシャットダウン状態である事を確認
  2. 「Virtual Machine(仮想マシン)」メニュー、或いは「Virtual Machine List(仮想マシンリスト)」、コンソールウインドウ等から「Virtual Machine Configuration(仮想マシン構成)」を呼び出し
  3. 「Hardware(ハードウェア)」>「Boot Order」ペインに移動
  4. 「Boot flags」フィールドに、ブートフラグとして「vm.mem_anonymous=0」を入力
  5. 「OK」ボタンをクリックして設定を保存
※実際に作業される際には今一度、冒頭Linkのナレッジベースドキュメント、或いはサポートフォーラムにて、問題の概要や発生条件、及び対処方法の詳細等を確認される事をお勧め致します。

追記(2011/2/22)

当エントリにて採り上げました互換性問題は、米国時間2011年2月21日付にてリリースされた「Build 11994(英語版)」において修正されました。当該問題に該当されていた方は上記のソリューションではなく、「Build 11994」へのアップデートをお勧め致します(既に上記のソリューションを適用されていた方は、修正版へのアップデートと共に、入力していたブートフラグをクリアして下さい)。


この記事へのコメント


この記事へのトラックバック