Windows Vistaのリリースは更に3ヶ月延期の可能性も

コンシューマ向けのリリースが来年1月に延期されたWindows Vistaですが、調査会社Gartnerによって顧客に配布された資料によると、更に3ヶ月から半年遅れた来年4月~6月頃にまでずれこむ可能性があるといった見解が示されているようです。 今回のGartnerのアナリストによる報告では、Windows 2000に至るアップグレード時に近い規模の技術強化が図られているWindows Vistaにおいて、セカンドプレビューのリリース時期から逆算して考えた場合、来年1月のリリースは難しいのではないか、といった見解が示されており(Windows 2000はセカンドプレビューから16ヶ月、Windows XPは5ヶ月でリリースされている)、その根拠の一つとして、2004年に行われたWindowsのモジュール構造の変更が進行状況に影響を及ぼすであろうといった事が挙げられているようです。尚、これに対してMicrosoftサイドでは「Gartnerの報告書に関して、尊重はするが同意はできない。現在でも予定通り立ち上げる計画だ」といった主旨のコメントを発しており、あくまでも予定通り(ボリュームライセンス顧客向けが2006年11月、その他の企業や一般ユーザが来年1月)のリリースに変更は無い、といった姿勢を貫いているようですが、こと製品リリースの遅延に関しては度重なる「前科」もあるだけに、果たしてどこまで信用に値するのかは何とも微妙なところです。

今年3月の時点で来年1月へのリリース延期が発表された際に、一般のエンドユーザからは「数ヶ月の時を急ぐよりトータル的に安定したソリューションを提供して欲しい」といった好意的な意見も多く聞かれていたようですが、更に最大で半年延期される可能性があるとしたら、さすがに厳しい意見が噴出してくる事も予想されます。結果的に一部のメディアで囁かれている「ボリュームライセンス適用企業や、WindowsをバンドルしているPCメーカ等によるWindows離れ」に繋がる可能性が否定しきれなくなってくるとしたら、Microsoftとしては是が非でも来年1月のリリースは死守したいところでしょう。しかしながらWindows Meのような悪しき前例もあるので(XPのサポート期間延長を前提とした上で)、製品クオリティを最優先とした開発姿勢で取り組んで欲しい願うのは、エンドユーザ共通の変らぬ思いとなるでしょう。

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Windows Vistaさらに遅れる可能性
Excerpt: ITmedia News:Windows Vista、さらに3カ月の遅れも――Gartnerが指摘 これでWindows XPが延命されるなら歓迎するわけですが(笑)
Weblog: きゃんずぶろぐ
Tracked: 2006-05-03 20:19

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