Googleより「Google Chrome 8.0.552.215(Stable)」がリリース

Googleより米国時間2日、Stableチャンネルを通じて、同社によるWebブラウザ「Google Chrome」の最新安定版に相当する「Google Chrome 8.0.552.215」がリリースされています(Mac OS X版もリリースされています)。

積極的なリリーススケジュールや各種機能の実装等により、Net Applications等によって調査されているマーケットシェアにおいて力強い成長を継続しているWebブラウザ「Google Chrome」ですが、この度米国時間2日付にて同Webブラウザの最新安定版に相当する「Google Chrome 8.0.552.215(Stable)」がリリースされ、現在Stableチャンネルを通じてMac OS X、Windows、Linuxを対象としたバイナリパッケージが入手可能となっています(Mac OS X版:約31.7MB。これまでにStable/Betaチャンネルを通じて提供されていたビルドに対しては、自動更新経由でのプッシュも行われています)。

この度リリースされた「Google Chrome 8.0.552.215(Stable)」では、新たに「Sandbox(サンドボックス)」モデルを採用したPDFビューアの統合(追加ソフトウェアやブラウザプラグイン等を伴わずして、迅速、シームレス、且つセキュアにPDFドキュメントを表示、プリント可能)が行われている他、統合されている 「Adobe Flash」のアップデート、プラグイン機能、同期サービスの改善、安定性の改善、及びJavaScriptエンジン「V8 Assembler」におけるパフォーマンス改善等、一連のテストリリースにおける成果が安定版にマージされる形となっています(先のBeta版(米国時間11月22日付にてリリースされたVer.8.0.552.210)からは主としてセキュリティ関連の修正等が行われています)。

その他にも「Google Chrome」関連では、米国時間1日付にてVer.9.0.597.0がDevチャンネルを通じてリリースされており、同バージョンではフォームの自動入力機能(Autofill)関連の修正等が行われています(現時点においてMac OS X版は「Mac OS X 10.5.6(Intel)」以降が対象となります)。

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