Appleより「Safari 5.0.3」がリリース

Appleより米国時間18日、同社によるWebブラウザ「Safari」のアップデートリリースに相当する「Safari 5.0.3」がリリースされています。

米国時間7月28日付にてリリースされたアップデート相当のVer.5.0.1より、新たに「Extensions(機能拡張)」の正式サポート等が行われていWebブラウザ「Safari」に、米国時間18日付にてアップデートリリースに相当する「Safari 5.0.3」がリリース。現在Appleによる公式ダウンロードページ、及び「Software Update」を通じてMac OS X、Windowsを対象としたバイナリパッケージが入手可能となっています(Snow Leopard:約37.58MB)。

この度リリースされた「Safari 5.0.3」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
  • アドレスフィールドにおける「Top Hit(トップヒット)」の結果が、より正確に導き出されるべくした変更を適用
  • 「Top Sites(トップサイト)」における表示結果が、より正確に導き出されるべくした変更を適用
  • 「Adobe Flash 10.1」プラグインによって配信されるコンテンツが、Webページコンテンツにオーバーラップし得た問題を修正
  • ポップアップブロックにおける信頼性を向上
  • 「www.netflix.com」「www.facebook.com」における検索、及びテキスト入力フィールドにタイピングする際の安定性を改善
  • JavaScriptインテンシブな「Extensions」を使用する際の安定性を改善
  • 「VoiceOver」を使用する際の安定性を改善(Mac OS X版においてのみ)
  • スクリーンリーダを使用する際の安定性を改善(Windows版においてのみ)
  • And many others...
同梱されているセキュリティアップデート(Safari 5.0.3)にはCVE(Common Vulnerabilities and Exposures)による分類にて27件の修正項目が示されており、悪質なWebサイトを訪問した際に、不慮のアプリケーションの終了、或いは任意のコードの実行等が引き起こされ得たとされる脆弱性(WebKit、CVE-2010-3803)の修正等が行われていると伝えられています。その他にも 「Safari」関連では、同日付にて「Mac OS X 10.4.11」を対象としたアップデートリリース「Safari 4.1.3 for Tiger」もリリースされています。

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